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4063信越化学を読み解く
4063信越化学の値動きが、変幻自在というか思い通りに行かない、いわば予想をする身にとって極めて難解な動きです。
それでも、そのまま「放置」しておいたのでは今後に活かせないので、まだ生煮えながらこの株の「処し方」について、仮説を立ててみました。
Brain購入者の方は、この株のエクセルデータを見ながらご確認下さい。
1.OSCのボトム値の推移から:
1月末頃からの直近のデータだけ見てみます。
1月29日44% 3月3日34% 3月18日現在63%でした。終値で底を打ったのが3月4日でした。この日のOSC35%でもってそれを確認できます。
2.VR改のボトム値の推移から:
1月29日25% 2月10日40% 3月9日51%でした。
3.この株の直近1月末頃からのピークは2月16日の高値19125円をつけた時でした。その間、VR改が25%から69%まで上昇しております。しかし、VR改はその後もオーバーランして2月25日にピーク値をマーク。この日の終値は2月16日の高値のちょうど千円安でした。
このようにVR改はOSCに比べると「遅行指標」といえます。つまり、高い方にも安い方にもオーバーランする傾向があるということですね。しかし、VR改もOSCも基本的には株価に合わせて上下します。
このVR改が140%のピークを付けた2月25日の翌日はー815円と売り込まれましたが、その前日2月22日はOSCも+1%の61%まで上げ、翌日の大幅な下落は「予想」していなかった訳です。では、この予兆をどうやって見るかという点になりますが、この時はVR改が予兆を示しておりました。つまり、2月22日のVR改は前日から6%下げておりました。終値は120円上がっていたのにです。
これはOSCもがピーク時においては、VR改のイレギュラーな動きを優先して見たほうが良いとい示唆になります。
もう1つ重要な点は指数値です。2月22日の指数値を見ると8160ポイントでした。これは1月末頃からのトレンドの中では、2月16日の8110をわずかですが抜いて高値水準でした。つまり、2月22日は買われすぎ状態でした。その反動が翌2月24日の815円安という結果に現れたものと思われます。
まあ、これも後講釈といえばひとたまりもありませんが、何か、今利用可能な指標の相関性の観点から見ると、上記のようなことが1つ言えるのではないかと思います。
まとめると、
A.VR改は遅行指標として出現する。
B.OSCは1日から2日後の値動きを予想する。多少の凸凹は気にせずトレンドとして見る。
C.指数値がその日の上げ過ぎ、下げ過ぎの目安を提供する。
これに、直近の壁を抜くタイミングとOSCが40%台の騙しから50%に上がる局面での反発力を加味すれば、少しは値動きの予想精度が上がるかも知れません。
なお、まだ不確実な点がありますが、押されすぎ状態から這い上がる時のOSCは、30%台から40%台へとジャンプする時にも有効な感じですね。底値狙いの方はそのあたりを捉えるのも手ですね。信越化学でいうと、2月26日から3月1日、3月4日から5日の局面です。前日に指数値が十分に落ちていることが条件ですが。
以上、何かの参考になればと思い記述しました。
なお、何のことやらチンプンカンプンの方は、下記URLからBrainのページをご参照下さい。
https://brain-market.com/u/tondemo-happen/a/bczN3kDNgoTZsNWa0JXY
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