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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
1月7日 木曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、434円高の27490円で取引終了。
好材料が重なり前場は右肩上がり。後場は売りに押されますが、434円高と大幅に反発。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆9990億円、出来高は15億1372万株。
値上がり銘柄数は1664、値下がり銘柄数は445、変わらずは77銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
31業種が上昇、2業種が下落
上昇率の高い順
鉄鋼、その他金融、非鉄金属、保険、石油・石炭
下落率の高い順
空運、情報・通信、水産・農林、その他製品、食料品
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は26、変わらずは3銘柄でした。
上昇率の高い順
日立造船 13.7%高
日本製鉄 7.8%高
JFEホールディングス 7.8%高
第一生命HD 7.4%高
日本製鋼所 6.8%高
下落率の高い順
資生堂 2.0%安
ソフトバンクG 1.6%安
Zホールディングス 1.5%安
コナミHD 1.4%安
西日本旅客鉄道 1.2%安
〇米国株による影響
ダウ平均 1.4%高(437ドル高)
ナスダック 0.6%安
S&P500指数 0.6%高
ハイテクは買われる
ダウ平均の大幅高は大きな買い材料。一方で、ハイテク比率の高いナスダックが下げている為、日本のハイテクにはマイナス材料。但し、1ドル103円台に戻した円安はプラス材料。
前日は、ナスダックが大きく上昇するも日本のハイテクは下落。円高が水を差す展開となり、業種別でも電気機器が下落率2位。本日は、ナスックが下落するも円安になっている為(前日と真逆)、電気機器が買われました。
銀行株にプラス材料
米長期金利が10カ月ぶりに1%台に上昇。これを受けて、米国株では金融株が大きく上昇しています。ダウ構成銘柄では、ゴールドマン・サックスが5.4%高で上昇率2位、JPモルガン・チェースが4.7%高で上昇率4位、他にバンク・オブ・アメリカは6.3%高、シティグループは5.8%高、ウェルズ・ファーゴは7.1%高。この展開は日本の銀行株にプラス材料。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 3.5%高
ドイツ(DAX) 1.8%高
フランス(CAC) 1.2%高
欧州3市場の大幅高は日本株に大きなプラス材料。
とくに、ロックダウンのイギリスが大幅高になっているのは、安心感につながります。また、ドイツは過去最高値を更新。欧州投資家による日本株買いがあったはず。
〇ドル円相場による影響
1ドル103円台を回復しています。円高懸念が後退したのは、ハイテクなどの輸出関連株にプラス材料。
〇外需関連が買われる
米国株では景気敏感株の代表ともいえる建設機械大手キャタピラーが5.6%高で上昇率トップ。コロナは大きな懸念材料ですが、景気回復を意識させるキャタピラーの大幅高は、日本株でも機械株および景気回復の恩恵を受けやすい外需関連株にプラス材料。
〇高値は30年5ヶ月ぶり
前日まで4日続落。そこへ、これだけの好材料が重なれば押し目買いを誘ったはず。10時51分には569円高の27624円となり、30年5ヶ月ぶりの高値をつけました。既に保有されている方は、含み益に喜んでいらっしゃることでしょう。