天地人さんのブログ

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2020年振り返り(反省)と2021年展望

皆様、2021年、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

恒例の新年一発目の記事として、昨年の振り返りと今年の展望について書きたいと思います。昨年は年初時点で予想だにできなかった出来事が年中で起きて、それが1年間の相場を決めましたので、結局は都度世の中の動きや相場の動きに対応しながらやっていくしかないんですけどね(^^;

とはいえ、例年通りに昨年の振り返りと今年の展望として記録しておきます。
【2020年の予想と結果】
・年前半は米中貿易摩擦の問題が続き、また原油安や各種指標の鈍化など実体経済の変調を示すデータが出てくる事で、全世界的に弱気な展開を予想。日本市場は海外株安に円高という二重苦になり、米国以上の調整は避けられないかなと思います。
→年前半は調整でしたが、全く予想していたものではなく・・・コロナショックで一気に売りが出ましたね。その分アク抜けも早くて後半の伸びにつながったかと思います。

・年中盤から後半にかけては、米FRBの金融政策転換をきっかけに米国株が反騰すると予想。円高が止まれば、日本市場も連れ戻しが期待でき、2019年はV字型の相場で年末には(期待も込めて)プラス水準で終了と予想します。
→金融政策としては、FRBが金融クラッシュを避けるために2023年までは大規模緩和を継続するとなり、金余りで資金がいろんな所に流れ込み、局所的にバブルを形成する流れになりました。年後半の暗号資産の急騰などは見ててこういう動きが出てくるとちょっと怖いなと思いますね。

・日本の中小型は逃げ足の早い資金が中心なので、年前半は引き続き買いが入らない閑散状態の中で下落。年後半の反転相場でも戻しは限定的で、昨年に続き個別銘柄で当たり外れが大きく分かれる1年になるかなと思います。
→ここが一番見立てが外れましたね。金余りの資金は新興市場にも流れ込み、特にネット系のWithコロナ銘柄の多いマザーズ市場は今年大きく上昇しました。各所で言われていますが、今年は銘柄による勝ち負けがはっきり分かれた1年でしたね。

【2020年の展望】
昨年は年末時点でダウは3万ドル超え、日経平均も30年ぶりの高値と歴史的な高値で締めくくりました。すでにコロナは材料としてはいったん終わり、金融緩和&財政出動からの景気急回復を織り込んできてますね。今年は景気急回復のその先は何かがテーマになりますが、今の相場の根幹は大規模金融緩和による金余りだと思うので、出口戦略が意識され始めた時が転換点になりますかね。その意味では、コロナが長引けば長引くほど相場環境は良いという不思議な状態になるのかなと思います。

・年前半は世界的なコロナ拡大が継続、実体経済が悪化する中で大規模金融緩和と各国の財政出動があり好材料と悪材料の綱引きで高ボラティリティながら総じて堅調な相場が続くと予想。リスクとしては、最近話題になっている変異種などで今以上にコロナウイルスの脅威が高まることか、逆に早期に抑え込みに成功できる見通しが立つことでしょうか。
・年中盤から後半にかけて、ワクチン接種が本格的に始まりコロナ克服の道筋がはっきりしてくると、2022年から23年の本格的な景気回復、そしてその先の出口戦略を見据えてどこかで天井をつけそうです。その前に先進国のハイテクから今資金が回っていないバリュー株や中小型株など全体的に資金が回る局面が来るか。
・日本株は上記の流れに乗って前半は高ボラティリティな中で堅調、後半どこかで天井を付けて調整入りを予想。中小型も金余りが続く年前半から中盤にかけては、昨年のように上昇が期待できるかと思います。

最後に今年の注目銘柄(というか今注目している銘柄)ですが、ネットメディア・マーケティング関連の銘柄から、V字回復期待で6172 メタップスと6047 Gunosyの2銘柄に注目しています。
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