ＡＮＡ社員の出向先に新たに「ＫＤＤＩ」「パソナ」も追加

[TAROSSAさん]

全日本空輸（ＡＮＡ）を傘下に持つＡＮＡホールディングス（ＨＤ）が表明した外部企業への社員出向で、少なくとも５社、最大約40人の募集が行われていることが明らかになったそうです。

経営悪化を受け、一時的に人件費を圧縮する狙いがあるようです。

募集人数は現状でＫＤＤＩが最大28人、ノジマ５人、パソナ４人で、このほか企業名、募集人数を非公表として鳥取県内の企業への出向も募集しているそうです。

出向先での業務は、データ入力や資料作成といった事務や営業、社員向けの英会話講師などが提示されたそうです。

期間は半年から２年程度が想定されており、出向先への転籍はないとのことです。

給与は所属元から社員に支払われるが、出向先から「対価」が払われる仕組みだ。

ＡＮＡＨＤは、2021年３月期連結決算の最終利益が過去最悪となる5100億円の赤字に陥る見通しであると公表したそうです。

出向はこれを受けた構造改革の一環で、ＡＮＡＨＤは複数の企業と調整を進めており、社員出向は12月までに100人、来春までに400人以上に拡大させる方針だそうです。

企業文化の違う企業への出向は注目はされるでしょうが、厳しい目も向けられるかもしれませんね。

出向される方々には、なるべく早く馴染んでいただきたいですね。

9202：2,310円､　9433：2,765円､　2168：1,655円､　7419：2,939円