はるるっぴさんのブログ
世界金融危機の第二波に備える
素人のひとりごと日記です。
(日記の内容は、すべて個人的な考えです)
先日、歴史の証人でもあるご年配の方の話を聞きました。
園遊会に参加された経験をお持ちで、
旭日章も受勲された立派な方です。
当時の首相だった宮澤元首相とも面談されたこともあり、
「(宮澤首相は)腰の低く、見識の広い方だった」
とおっしゃっていました。
そのご年配の方の師匠に当たる方から教えてもらった言葉を聞きました。
「紙のお金を信用したらアカンで~」
「財産は不動産でもっとき~」
「競馬でも馬券ではなく、馬を買ったらいい」
(その師匠の方は、GI馬も所有されていました)
そのご年配の方は、日本のおとぎ話のわらしべ長者のように豊かになり、
師匠の言葉を信じ、財産を不動産でたくさん持たれています。
(馬は買わなかったそうです)
・・・
これまでのひとりごと日記に、
遠くない将来、金融危機が再来するので気をつけましょうと書きました。
具体的に何に投資すればよいのか思いつくところで書いてみます。
その前に、
さわかみ投信の澤上さんもおっしゃっていましたが
投資はそもそもお金持ちの世界です。
たとえば、まだ若くて貯えのない方については、
頑張って働くしかありません。
〇金(ゴールド)
日記で何度も書いたので、詳しい話は省略します。
豊島逸夫氏の「豊島逸夫の手帖」は参考になると思います。
そこでも紹介されていましたが、最近出版されて本で
「通貨の凋落で金急騰がはじまる!」 亀井幸一郎著
この本はわかりやすく書かれているので、
金の基本を勉強したい方にはおすすめします。
(金に詳しい人にとっては、やや物足りないかもしれません)
亀井幸一郎氏は、見識の広い真面目な専門家です。
わたしのおすすめの専門家のひとりです。
金の保有割合については、教科書では1割とありますが、
今は非常事態に備える必要があるので、2~3割でもよいと考えています。
(もちろんその人のライフスタイルによって違ってきます)
保有の方法は、現物(金地金、金貨)、純金積立、
金ETF(金の果実)などで分散するのもひとつの方法です。
金先物取引は、「我こそはプロなり~」と自信のある方の世界です。
お金のたくさんある方は、純金積立先を2ヵ所に
分けてもよいかもしれません。
前にも書きましたが、国税もバカではないので、
金価格が上昇する確率が高いことは前から知っています。
ここでは長くなるので書きませんが、税金対策も必要になってきます。
たとえば、1㎏の地金ではなく、100gに分散して購入するなどです。
目先の手数料よりも税金の金額が大きくなる可能性が大きいです。
〇アンティークコイン
アンティークコインはどうかと言った話を聞くことがあります。
これも長くなるので、省略しますが、
一言で言うとコレクターの世界になります。
わたしの知るところでは
ワールドコインズ・ジャパンがよいかと思っています。
(再度書きますが、日記の内容はすべて個人的な考えです)
オークション・ワールドのオークションがうまくいけば良いものが
安く買えるかもしれません。
繰り返しになりますが、コレクターの世界なので、
投資で考える場合は、そちら専門知識が必要になります。
また、素人には価値がわからないので、相続財産として考える場合は
予想される自分の相続人に説明しておくことが必要になります。
〇プラチナ
貴金属投資の王道は金(ゴールド)です。
プラチナは金と違って、通貨の顔をもっていません。
通貨に対する信用不安で買われるのは、金(ゴールド)になります。
直球ド真ん中勝負だと、やはり、金(ゴールド)です。
それではおもしろくないと考える人で、
プラチナの値動きに魅力を感じる投資家は
分散投資先のひとつとして考えてもよいかもしれません。
なんでもほしがる中国人は、プラチナも買いますが、
現地の方の言葉を借りると
「プラチナも人気」
「金は大人気!」です。
欧米の大物投資家はプラチナには投資していないと聞きます。
小物のファンドが売買している程度でしょう。
金(ゴールド)を保有せずにプラチナだけ保有する
選択肢はないと思います。
あくまでも金(ゴールド)が中核になります。
〇書画骨董
これから起きることは、「ペーパーマネーが危なくなる」ことです。
ペーパーマネーのリスクヘッジになるのが、いわゆる「金銀財宝」です。
アラブのお金持ちは、ペーパーマネーのリスクを理解しているので、
財産を「金銀財宝」でたくさん保有しています。
豪邸にも金銀財宝がたくさん置かれているそうです。
一部の日本人のようにタンス預金などしていません。
財宝のひとつになるのが、書画骨董です。
お札はいくらでも印刷
(正確にはコンピューター上の数字を増やすだけ)できますが、
名画は印刷できません。(ただし、偽物があるので、要注意)
書画骨董を見る目があっても、将来の富裕層がそれを評価してくれないと
価値は上昇しません。
すでに評価が確立しているものは、目が飛び出るほど値段が高いので
なかなか難しいところです。
中国の北京に行ったときに、現地ガイドさんから
中国が経済成長する中で、書画骨董への
投資で大儲けした人たちの話を聞きました。
現在でも中国不動産バブル崩壊に備え、
富裕層で買っている人たちがいるので
いいモノは、メチャメチャ値段が高くなっているそうです。
〇宝石
結論から書くと、なかなか難しいです。
宝石の鑑定士はその難しさがわかると思います。
宝石の中でも有名なダイヤモンドは、
デビアス社が価格形成で大きな影響力を持っているので、
公正な値段がついていません。
聞いた話ですが、(正しくは専門家へ)
厳しい労働条件の中で、ダイヤモンドを採掘する
アフリカ労働者の賃金はとても低く、
採掘したダイヤモンドは安値で買い取られます。
そして、ベルギーのアントワープで値段が跳ね上がります。
(程度はモノによります)
価格形成が、不透明です。
普通はもっと値段が安くてもよいはずです。
すでにダイヤモンドや宝石を持っている人は別として、
新たな投資先として考えるのはディープな知識が必要かもしれません。
(ダメと言うことではありません。難しいと書いています)
相続などで取得した高価そうな宝石は、
信用できるところで鑑定してもらうのもよいかもしれません。
買い取ります店に行って現金化するのは、あまりおすすめしません。
安値で買い取られる可能性が高いです。
価値ある宝石よりも、現金の方がインフレによって
価値が目減りするリスクもあります。
すでにある宝石は、しばらく保有していたほうがよいでしょう。
どうしても現金が必要な場合は別ですが…
〇不動産
不動産については、最初に書いたように投資の対象にはなると思います。
ただ、関連する法律も難しく、実務の知識も必要で、難易度が高いです。
まず、簡単に投資できるREITについては、前にも書いたように
「本当に収益の期待できる物件は証券化しない」といった
あたりまえのことに気づく必要があります。
収益が出るかどうか、よくわからない物件や
すでに高値の物件を証券化していると考えてよいかもしれません。
例外的によいものもあると聞きますが、
どれがよいものなのか一般的な投資家が発見するのは難しいと思います。
著名投資家、ウォーレン・バフェット氏も言っているように
自分自身が理解できないものには投資をしない方がよいかもしれません。
(REITについてよく理解できている人は別です)
また、当然のことながら、日銀がREITを購入
(現在1800億円目標、再拡充するリスクあり)していることも
将来のマイナス材料になります。
・・・
不動産投資について
不動産に詳しい複数の知人に聞くと
信頼できる誠意のある業者は少ないと言っていました。
有名銀行の紹介だといっても安心できません。
グルになっていることも多く、割高な物件を紹介されたり
手数料も高くとられる可能性があります。
経験と知識が豊富で、本当に信頼できる
良きパートナーを見つけることが不動産投資の最初のステップになります。
すでに保有している不動産、相続で取得した不動産で
立地条件のよい土地は、固定資産税がかかっても、
安易に現金に換金しないほうがよいかもしれません。
ただ、将来的には日本は資産課税を強化してくるでしょう。
固定資産税は上げやすいので、固定資産税路線価の高い
不動産を保有している人は、将来の生活設計において
税金には注意が必要です。
不動産投資ができるプロ投資家にとっては
コロナ禍のこともあり、将来、不動産価格は大きく
下落する可能性があるので、そのときが、チャンスかもしれません。
三鬼商事さんの出しているオフィスマーケットデータなどは
定期的に見ておいた方がよいでしょう。
いずれにせよ、ペーパーマネーのリスクヘッジとして
不動産への投資も考えられますが
不動産投資には豊富な実務知識と経験が必要なので、
たくさん勉強する必要があります。
(しっかり勉強しないと、よろしくない業者に騙されます)
(不動産投資には金融・経済知識も必要になります)
不動産投資で失敗すると金額が大きいので、財産を失うリスクがあります。
1990年代の日本の不動産バブル崩壊の時も、多くの人が財産を失いました。
大儲けしたのは、ずる賢いヘッジファンドだったりしました。
日本の富が外国人にとられないようになってほしいものです。
〇預貯金
預貯金はインフレになったら目減りするので、リスク資産です。
その話を株でたくさん損をした関西のおばちゃん風の女性にすると
「あなた何言っているの~」
「預貯金は安全に決まっているじゃない!」
と言われました。
お金の価値は額面ではなく、購買力です。
ただ、そのような話をしてもわかってもらえないので、
話はそこで終わりました。
もちろん、預貯金は流動性があるので、必要です。
その人によって違いますが、一定額の預貯金は持っておく必要があります。
ただ、つぶれそうな銀行は、避けた方がよいでしょう。
金融危機が再燃するリスクが高いので、
ペイオフについても復習したいところです。
たくさん預貯金のある方は、預け先を財務内容が安定している
金融機関に少し分散するのも一つの選択肢になります。
〇株式
株式はインフレに強いといわれています。
将来予想されるスタグフレーション(景気後退していく中で
インフレーションが同時進行する現象のこと)になると株もダメです。
しかし、株価が大暴落するとチャンスかもしれません。
日本は、戦後ハイパーインフレになりましたが、
株価も銘柄によっては大きく上昇しています。
銘柄選びと投資するタイミングがとても重要です。
世の中が混乱しているときは、わかっている人にとってはチャンスです。
そうでない人は、マスコミたちといっしょに
「大変だ~、大変だ~」と騒ぐことになり
残念な結果が待っています。
みんかぶの会員さんが書いた言葉を借りると
マスコミや教科書では本当のことを教えてくれないので
自分でインターネットなどで調べるしかありません。
・・・
熟練度の高い長期投資家は、日本株だけでなく
外国株も選択肢になるかもしれません。
ただ、日本株と比較すれば、情報が少なく、
為替も関係するので、難易度が高くなります。
余談ですが、債券の選択肢はないでしょう。
先週、わたしの知る人が、確定拠出型年金の運用で
ハイイールド債の投資信託で儲かっていると喜んでいましたが、
いつまで続くかと思っています。
〇健康への投資
健康がすべての土台になるので健康への投資は重要だと考えています。
以前、食育の重要性を訴える政治家がいましたが、
偽善者の多いマスコミからいじめられていました。
正しいことを訴えるとマスコミたちからいじめられるので注意が必要です。
数か月前、昼の食事にいくとき、
行列ができているお弁当屋さんがありました。
どのような美味しいお弁当かと興味を持って見てみると
「280円」のお弁当を売っていたので驚きました。
原価が3割とすると84円の食品を食べていることになります。
おそらく添加物が一杯入っているのでしょう。
わたし自身は、スーパーやコンビニで販売されているお弁当は、
余程のことがない限りパスします。
わたしの知る健康志向の強くない経営者でも
「コンビニ弁当は怖くて食べてない~」
「あれはアカンで~」
と言っていました。
個人的には食べるものを節約するのではなく、
着るものを節約するようにしています。
これから悪いインフレになると、最終的には大手の食品業者は、
コストをさらに抑えるため添加物をたくさん使ってくることが
予想されます。
気をつけたいと思います。
以前にも日記に書きましたが、
MSSサプリメントのDUO(デュオ)シリーズがおすすめです。
(他にも良質なサプリメントを販売しているところがあると聞きますが、
わたしはMSSサプリです)
前にも日記に書きましたが、
町医者の方にこのMSSサプリの話をすると
「知っているのですか~」
「そんなのみんな知ったら僕たちの仕事がなくなりますよ~」
と怖い表情になって話をされたことが印象に残っています。
栄養学からのアプローチも含め、
ホリスティック医学は病気で悩む人々の希望です。
ホリスティック医学の権威は、帯津 良一先生です。
分子整合栄養医学の権威は、溝口 徹先生です。
その他
〇暗号通貨(ビットコインなど)
〇自己啓発への投資
〇人脈づくり
〇ワイン投資
〇農業
など思いつくものはたくさんありますが、
書き出すとさらに長くなるので、ここで終わりにします。
多くの人々がマスコミやおかかえ学者などによって
ミスリードされている新型コロナ感染情報に注目している間に
もっと重大な災を引き起こす世界金融危機の第二波が近づいています。
わかる人だけ、今から準備すればよいと思います。
数年前、専門家が日本経済新聞に
「金価格のバブルが終わった」
といった内容の記事が記載されていました。
そのときが、ここ数年で一番安い値段でした。
また、これも数年前、あるタクシーの運転手さんが
景気の話からこう言いました
「僕は専門家が大嫌いですよ~」
「リーマンショックのような大きな事件を
前もって予想できない人のどこが専門家ですか!」
マスコミや専門家は無責任で責任をとってくれません。
投資は自己責任です。
自分の資産は自分で守りたいものです。
長期投資家の最大の武器は時間です。
悪いインフレから資産を守り、チャンスを待ちたいと思います。