日本株は決算への警戒強まる。外需関連株から内需関連株へ

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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


7月29日 水曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、260円安の22397円で取引終了。
売り先行の後に少し戻しますが、その後は右肩下がり。後場の安値では300円近く売り込まれるところがありました。


〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆1053億円、出来高は11億8639万株。
値上がり銘柄数は309、値下がり銘柄数は1810、変わらずは53銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
2業種が上昇、31業種が下落
上昇率の高い順
海運、情報・通信

下落率の高い順
鉄鋼、輸送用機器、その他金融、化学、空運

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は27、値下がり銘柄数は194、変わらずは4銘柄でした。
上昇率の高い順
(6645)オムロン 2.29%高
(2002)日清製粉G本社 2.03%高
(9984)ソフトバンクG 1.41%高
(6857)アドバンテスト 0.90%高
(8267)イオン 0.82%高

下落率の高い順
(7751)キヤノン 13.46%安
(4902)コニカミノルタ 10.80%安
(7201)日産自動車 10.39%安
(7752)リコー 8.59%安
(6954)ファナック 7.70%安

〇米国株の反落は売り材料
ダウ平均 0.77%安(205ドル安)
ナスダック 1.27%安
S&P500指数 0.65%安

3指数揃っての下落は売り材料。
とくに、ハイテク比率の高いナスダックが大幅反落したので、日本のハイテクに売り材料。

〇欧州株による影響は限定的
ドイツ(DAX)0.03%安
フランス(CAC)0.22%安
イギリス(FTSE)0.40%高

大きく動かず影響も限定的。

〇円高は売り材料
1ドル105円の攻防になっています。円高は株売り材料。
ナスダックが大幅反落したことで、連動性の高い外需が弱含み。そこへ円高が重なりダブルパンチ。

〇決算への警戒感が高まる
キヤノンと日産自動車が失望決算で10%を超える暴落になっています。キヤノンの失望決算でコニカミノルタHDにも連想売りが広がり、同じく10%の下落。少し前に書き続けていましたが、多くの企業で新型コロナによる甚大な影響が予想される為、このような決算と売られ方になると警戒する投資家も増えそうです。これは、手控えと手仕舞いにつながりやすい。

〇外需関連株から内需関連株へ
外部環境の悪化を受けて、外需から内需へ資金がシフトしています。新規の買いも、外需が見送られて内需へ向かいました。日経平均採用銘柄および33業種のうち、上昇もしくは下げ渋っている銘柄の多くが内需関連。逆に、売られているのが外需関連です。

〇日経平均は25日移動平均線から切り返すかな


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