まはいさんのブログ

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令和元年度 負け銘柄反省

平成11年9月10日から開始した投資は21年目です。
この20年4ヶ月の間に投資した197銘柄のうち35銘柄が負けです。
銘柄数での勝率は82.2%です。
つまり、6銘柄のうち1銘柄は損しています。

投資リスク管理
「株式投資はリスク管理である」と考えています。
つまり、損失を最小限にすることであり、利益を最大化することではありません。
利益の最大化は、投資先が自発的に行うことであり、投資家がどうこう出来ることではありません。
一方でリスク管理は投資家の職分であり、学術的に理論が確立しています。
それに従って、"自分の負け銘柄"と"市場の負け銘柄"をリスク管理すれば良いのですが、まずは自分の負け銘柄の反省です。

リスク管理銘柄
平成30年度はDeNAネクシィーズをリスク管理銘柄としていました。
令和元年度は特に設定しませんでした。
令和2年度は、エア・ウォーターをリスク管理銘柄に指定して監視します。
その他、淡々と負け銘柄の監視を続けます。

負け銘柄2019.12.31 ↓ クリックで拡大

*印の銘柄は保有残高を大納会終値で売却したと仮定して税効果計算しています。
令和元年度は、負け銘柄を4銘柄増やしてしまいました。一方で損失を回復して負け銘柄から外れた銘柄が4銘柄あったため、負け銘柄に増減無しでした。
印の銘柄が令和元年度の新規の負け銘柄です。
令和元年度は、ZOZOの失点回復に努めましたが半分取り返して終了です。
新規の負け銘柄は、4銘柄とも令和元年度の新規投資先です。

負け銘柄2018.12.31(前年度) ↓ クリックで拡大

平成30年度は、負け銘柄を5銘柄増やしてしまいました。一方で損失を回復して負け銘柄から外れた銘柄が2銘柄あったため、負け銘柄は全体で3銘柄の純増でした。
平成30年度は、資金回収が進まず、逆に傷を拡げました。加えてZOZOの大失敗が痛かったです。

負け銘柄2017.12.29(前々年度) ↓ クリックで拡大

平成29年度は、負け銘柄を1銘柄増やしてしまいました。一方で損失を回復して負け銘柄から外れた銘柄が6銘柄あったため、負け銘柄は全体で5銘柄の純減でした。

ソニー 
平成24年度末では累積損失756,164円と突出した負け銘柄でした。
何をすれば損するか知り尽くした銘柄ですので、その逆をすれば利益が出るはずです。しかし、なかなか機会がありません。

ネクシィーズ
負け銘柄の第9位まで悪化して苦しみましたが、こつこつと回収して、負け銘柄の15位に後退しました。
平成30年度のリスク管理上の最重要銘柄として、回収に努めましたが、全額回収には失敗しました。
ワンチャンスで回収できる程度にまで累積損失が減ってきたので、絶好の機会が整うのを待ちます。

エア・ウォーター 1,913円 損失上塗り
増資に伴う希薄化を予想出来ませんでした。
増資を招いたインド進出は、株主にリスクが大き過ぎると感じます。
いったん買値撤退を目途します。
再投資もしくは追加投資は、インド進出の成否が見えてからにします。

ソフトバンク 3,470円 新規負け銘柄
配当金狙いです。
損失は配当金で取り返せると見立てています。
買増しで対処します。

SBI 負け銘柄筆頭
北尾吉孝が嫌いです。
期待した自分が愚かでした。
北尾吉孝が生きている限り投資対象外です。

ZOZO 負け抜け銘柄
平成30年に投資開始した6年振りの大失敗です。
期待したビジネスモデルは、ヤフーに飲み込まれて崩壊です。
再投資は考えません。

DeNA 負け抜け銘柄
平成24年に投資開始した大失敗です。
平成28年度から3年連続で損失を上塗りしました。
平成30年度のリスク管理上の重要銘柄として、損失防止に努めていました。
それにも拘わらず損失を上塗りしたこと、損失上塗りが3年も続いたこと、それは投資姿勢に根本的な間違いがあったはずです。決定的な見落としが有るか、分析が間違っていると自覚します。
配車アプリが運用負担値引きの体力勝負となる可能性が高く、また、配車アプリで他社に勝てるとも思えません。
再投資は考えません。

武富士 倒産による確定損失 321,528円
負け銘柄の第7位、倒産したのでリベンジのしようもありません。負け銘柄の殿堂入りです。
倒産風が吹いている"市場の負け銘柄"を大底でまとめ買いするのが私の主たる投資でした。
ただ、武富士は本当に倒産してしまいました。
アコムを選んでいれば結果は天地の差でした。
資金が少ないときは、このような博打のような投資をしていました。資金の乏しい者が大きな利益を得るには他に手が無かったのですが、もうこの博打から足を洗おうと思います。

LDH(ライブドア) 解散による確定損失 104,426円
負け銘柄の第13位、負け銘柄の殿堂入り2番手です。
解散配当金をもらったのは、このライブドアだけです。
解散配当金で損失穴埋めしようと、上場廃止前に108円で5,000株買付けました。その結果、106,700円の解散配当益を計上してライブドア・ショックの損失の約半分を回収しました。
しかし、解散配当金の受取り完了までに6年も掛かりました。
解散配当金を取るのは、時間が掛かるので得策ではないと学びました。
2件のコメントがあります
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    888ちこさん
    2020/1/4 02:39

    こんばんは。


    武富士で損をなさっていらしたんですね!

    実は私もそうなのです。

    配当金に惹かれて買ってしまいました。

    早く損切りすれば良かったのですが・・・。

    損失額は、まはいさま以上です(笑)


  • イメージ
    まはいさん
    2020/1/4 03:49
    888ちこ さん コメントありがとうございます。

    武富士は、サラ金業界トップだったので、政治的に潰されたように感じています。
    ライブドアも同じく、無理やり潰されたと思っています。
    もっとも、何を言っても負け惜しみです。

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