東日本を縦断した台風19号による洪水被害などの影響で、臨時休業が相次いだコンビニエンスストアなどの流通企業や外食チェーンは15日、おおむね平常通りの営業を再開した一方、被害の大きかった一部地域では休業を余儀なくされる店舗も出ており、復旧に時間を要する見込みとのことです。
各地に店舗が点在するコンビニエンスストアは各チェーンで被害が出たようです。
台風が上陸した12日には約4千店舗が休業したセブン-イレブン・ジャパンは、約30店舗が営業再開まで時間がかかる見込みで、14日からの7日間で延べ1135人の社員を本社から派遣して復旧支援に当たるそうです。
他チェーンではローソンが15日に関東や東北などで十数店舗が休業し、いずれも復旧までに1週間程度かかる見通しとのことです。
ファミリーマートも浸水などで関東や東北、中部地方の36店が営業を見合わせ、ミニストップも福島、千葉の2県で3店舗が休業したそうです。
外食ではラーメンチェーンの「幸楽苑」が麺やスープなどを製造している郡山工場が浸水被害により電源設備などが稼働せず、全国で約500店舗の3割に当たる東北や北関東などを中心に約150店舗を当面、休業すると発表し、他の工場による増産を含め、復旧方法を検討するとのことです。
牛丼チェーンでは吉野家が入居ビルの浸水被害などで宮城県などの4店舗の営業見通しが立たないほか、すき家も3店舗で15日の営業を見合わせたそうです。
ファミリーレストランのデニーズは15日に千葉と福島の2県で3店舗が休業、福島の2店舗は浸水で「再開時期は未定」(広報)とのことです。
日本郵便は岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、長野の被災地宛ての宅配便の引受を停止、郵便物の配達に遅れが生じているそうです。
被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
早く復旧できるといいですね。
7554:2,175円、 3382:4,391円、 2651:5,920円、 8028:2,761円、
9946:1,480円、 9861:2,670円、 7550:2,370円、 6178:994円