菅義偉官房長官は19日の記者会見で、携帯大手3社が10月から導入する新料金プランについて「今のままでよい、とはまったく考えていない」と述べ、今後の値下げの必要性を改めて強調したそうです。
新旧プランと端末代金の合計額が、ほぼ変わらなかったことを受けての発言のようです。
携帯電話の通信料金引き下げは昨年8月、菅氏が「4割程度下げる余地がある」と発言したことをきっかけに議論が加速したそうです。
携帯電話会社に競争を促す改正電気通信事業法が成立し、今年10月の施行に合わせ、今月17日までに大手3社が新プランを発表しましたが、楽天の本格参入の遅れなどが響き、菅氏が掲げた大幅値下げ、という結果にはならなかったようです。
菅氏は「これから競争が始まっていくだろう」と指摘し、楽天の本格参入を念頭に、値下げ実現への期待感を示したそうです。
国が頭ごなしに言っても、それがすべて実現するとは限らないようですね。
ただ、楽天が低価格な料金で本格的に参入してきたら、既存の大手3社は対抗値下げをしてくるかもしれませんね。
9437:2,789円、 9433:2,867円、 9434:1,530円、 4755:1,016円