優利加さんのブログ

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FRBのパウエル議長の発言で株高

昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +512.40 @25,332.18, NASDAQ +194.10 @7,527.12)。ドル円為替レートは108円台前半の前日比円安水準となった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,988に対して、下落銘柄数は126となった。騰落レシオは80.20%。東証1部の売買代金は2兆2402億円。

TOPIX +31 @1,530
日経平均 +368円 @20,776円

FRBのパウエル議長の発言が利下げに含みを持ったものだったことから、米国株式相場は大幅高となった。これを受けて日本株全般も、半導体や電子部品を中心に大幅反発した。ただ、ダウ工業株株平均が500ドル以上も反発した割には、日本株の反発は小さかった。また、中国商務省が米国との貿易摩擦に関して対話を続ける意向を示したことで米中対立への警戒感が後退した。さらに、米共和党議員が米政権によるメキシコ製品への追加関税を阻止するために動いていると報道され、通商問題への懸念が和らいだことも株式相場を押し上げた。

日経平均の日足チャートを見ると、大きくギャップアップして始まりさらに上昇して陽線で終えた。これで6月3日に空けた窓を完全に埋めた。しかし、まだ下向きの10日移動平均線の下で推移しており、「時の利」は5月29日以来「売り」のままである。下げ過ぎの反動から自律反発しやすいが、25日移動平均線が下向きである限り、戻り売りに押し戻されやすい。

33業種すべてが上げた。上昇率トップ5は、ガラス・土石(1位)、精密機器(2位)、金属製品(3位)、非鉄金属(4位)、証券(5位)となった。

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