yoshibeedasuさんのブログ

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今回の米中騒動は、これまでとここが違う




トランプ関税とHUAWEI事件が世界を揺るがしてますね。



しかし、ニュースでも言っているように、今回の関税上げは今までやってきたものとかなり違っています。


当然FXや株にも深く関係してきます。


そのあたりについてお話してみたいと思います。




まず、報道とダブる部分がありますが、、


iPhoneなどハイテク製品に対象が広がることから、Appleは勿論、米消費者を直撃、、

そのサプライチェーンの影響から日本を含めた世界経済に大きな影響を及ぼします。


また、今回は大衆消費財も多く入っていることから家計をも直撃します。


怖い話は、、

今回はアメリカの歴史的に見ても異例な規模となっていて、平均関税率は1.5%程を大きく上回り、8%に上昇すること。

これは1930年前後の大恐慌を悪化させた「スムート・ホーリー法」で2万品目に追加関税を課した際の6%を上回っています。

「大恐慌」の文字がちらつきます。。


あと、今までの関税上げでは円安に振れていたのですが、今回は米景気の減速や金利の上昇から、そうでもないと予想されています。





これでFRBは金利を引き下げざるを得なくなるだろうとの観測も出ていましたが、前回の段階ではかろうじて踏みとどまりました。

でも利上げはトランプ大統領の念願を叶えることになり、、


彼はここまで読んでいるのでしょうか。。


そして、大統領選に向けてマイナスとなるこの米中問題を最終的には解決することにより支持率を上げ、自分を有利にする -


とすると、彼もいずれどこかで妥協する -

との見方が出、それが今の投資家の意外に楽観的な見方につながっているのかもしれません。




いずれにしても、アメリカのために世界中が振り回され、分断されているのは確かでしょう。


彼が今度相撲を見に来た時、投げたざぶとんが当たったらどうする?

みたいなことが噂になってますが、いっそのこと、America Great Again と書いたヘルメットでもかぶったら面白いですね。



PS.

別ブログの新記事をアップしました。 ↓





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