まはいさんのブログ
ニトリ 株主総会出席 似鳥会長「時流を読む」
本日はニトリの株主総会に出席しました。
株主になって15年、株主総会出席は12回目です。
出席粗品3,000円商品券
今年は出席者数が発表されませんでした。
目算では、昨年の193名よりは減って、一昨年の160名くらいでした。
今年も出席粗品は3,000円ニトリ商品券でした。
商品券は2年連続です。以前はランチョンマットやらハンドタオルやら本当に"粗品"でしたが、この先も商品券が定着しそうです。
別に、株主総会のお土産は次の書籍648円相当でした。
「NITORI magazine Vol.5」 扶桑社 税抜き600円
Vol.4は税込500円だったのに値騰がりしています。買う人がいるのか微妙な雑誌です。
株主総会 10:00~10:32 本社6階会議室
報告事項はビデオ上映でした。
質問者1(男)
Q:成長ビジョンへの取り組みを詳しく。
A:目標必達の筋道が出来ております。
質問する株主がいなくて、サクラだった感じです。
株主様説明会 10:46~11:27 本社6階会議室
恒例の似鳥会長オンステージです。
時流を読む~2019年何が起こるのか~
住宅着工数は景気指標より6か月先行するが、既に下がり始めている。
2020年東京オリンピックの開会前から投資減少が始まることは自明である。
それに先んじて、消費税増税による景気減速は避けられない。
次の不景気こそ"大チャンス"
世界経済は2020年から下降し、2022年から2025年が不況のどん底になると見込んでいる。
日本については、不況が底打ちせず、その後も緩やかな衰退が続くと見込む。
今は動くべきではない。
土地は空いたときに買うしかないため、今は買った土地を遊ばせている。
建築コストが底を打つのを見計らって一気に店舗網を拡げ、2032年に3,000店舗を達成する。
円高は105円台と見込む
不況と円高が同時進行すると見込む。
ニトリにとって円高は増益要因である。
円高による増益と、不況による建築コスト下落を組合わせて出店攻勢する。
2021年より積極出店
アナリストから投資に非積極的と評価されているが、既に良い立地を押えており、攻勢の時期を見計らっているだけである。
第4次産業革命
ネット検索⇒店舗購入
店舗来店⇒ネット購入
ニトリでは、どちらの方向も約7割の集客導線となっている。
店舗からレジを無くすチェックアウトを構築することで、ネットと店舗の垣根を更に低くする。
保有株式の状況2019.5.16 ↓ クリックで拡大
ニトリとツルハドラッグは、地元企業でなければ僅かな利益で売却していたと思います。
ありがたい地元の御縁に感謝です。
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関連銘柄:
ニトリHD(9843) -
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10年先を見据えているんですね。
カモ投資家 さん コメントありがとうございます。
2011年3月11日、ニトリ島根店が開店して47都道府県を制覇しました。
札幌の本社でお祝いしていたら大地震が来てしまいました。
ニトリはほとんど自社製品ですので、品揃えに不満がある人も多いです。
配達料が掛かりますが、お買い上げ商品と代替えの不用品を引き取ってくれますから、送料無料よりはお得です。
送料をケチって、あとで粗大ごみ手数料を払う人が多いですが、いずれ配送料の優位性が知られてくるでしょう。
ミセス・ラベンダー さん コメントありがとうございます。
イオン北海道の株主をやめたようですので、代わりにニトリをお薦めします。