KDDIの高橋誠社長は31日の決算記者会見で、NTTドコモが2019年度に実施する予定の料金値下げについて、同社の引き下げ水準次第では追加値下げに踏み切る考えを示したそうです。
高橋社長は、携帯端末代金を値引きしない代わりに毎月の通信料金を安くする「分離プラン」について「2017年に導入し、約3800億円を還元した」と述べ、ドコモに先行して値下げしたと強調したようです。
その上で、「ドコモがわれわれと同等な料金水準よりも踏み込んで来た場合、競争なのでしっかり対応しなければいけない」と述べ、KDDIの料金水準を下回る場合、追加値下げで対抗する構えを見せたそうです。
料金が下がることは利用者にとってはありがたいことですが、株主にとっては利益減につながり、あまりありがたくないのかもしれませんね。
9433:2,723円、9437:2,605.5円