まはいさんのブログ
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ドイツ銀行ショック ロシア疑惑 国営化
ドイツ銀行が今週も4週連続で上場来安値を更新しました。
欧州最大の資金洗浄疑惑に加えてトランプ政権のロシア疑惑にも関与で、月曜日にドイツ銀行の株価は上場来安値を更新しました。
ドイツ連邦政府によるドイツ銀行国営化の議論が本格化してきたことで少し戻しましたが、危機的状況です。
ドイツ銀行ショックを最大限に警戒します。
ドイツ銀行 半年チャート ↓ クリックで拡大
華為技術にトランプに、世界的な資金スキャンダルに絡んでくるドイツ銀行は、或る意味凄いです。
国営化で経営危機を凌ぐにしても、日本の公的資金注入のように、欧州は10年単位の経済低迷に陥ると予想します。
逃資方針
ウェザーニューズから逃資する予定を組み立てていますが、難渋しています。
長期投資に当たっての期待が剥落してきた銘柄で、まだ逃げられる銘柄から順番に手放していくことにして、今週はネクシィーズから逃資しました。
ウェザーニューズについて、期待は剥落していませんが、損切りも覚悟しておくことにします。
保有株式の状況2018.12.14 ↓ クリックで拡大
ドイツ銀行のロシア疑惑で追加で37万円あまり逃資しました。
Appleが負け銘柄に転落したので、対策を考えます。
投資推移 ↓ クリックで拡大
青が年末の保有時価総額です。
赤は、投資額から回収額を差し引いた投資純額の年末の残高です。
平成30年は12月14日の値です。
平成20年がリーマン・ショックでした。
平成17年の小泉劇場の後、平成18年から逃資を始めたのですが、それでもリーマン・ショックは痛かったです。しかし、事前に逃資を始めずにリーマン・ショックを迎えていたらと思うと身の毛がよだちます。
現在も、杞憂に終わるかもしれませんが逃資を進めておきます。
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関連銘柄:
ウェザーニューズ(4825) NEXYZ.(4346) -
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風車の弥吉 さん コメントありがとうございます。
ちょうど3年前に日本の株式市場が急落したことを覚えていますでしょうか?
当時は「謎の暴落」と言われていましたが、その正体は1回目のドイツ銀行ショックでした。
ドイツ銀行の経営危機は、政治とは関係ありません。
「パナマ文書」から芋蔓式に資金スキャンダルが出続けていることです。
資金洗浄や租税回避といった、世界の裏の資金の流れは、ドイツ銀行なしには成立しなかったようです。
その裏の資金の流れがドイツ銀行の破綻で止まってしまうと、表の資金の流れにも影響するというのがドイツ銀行ショックです。
欧米のニュースでは3年も大きく取り上げられているドイツ銀行スキャンダルですが、日本では不思議とニュースになりません。
そこで、毎週末に外国のニュースでドイツ銀行の動向をチェックしています。
time さん コメントありがとうございます。
逃資という言葉は、リーマン・ショックの頃に使われていた言葉なので、10年振りに使っています。
リーマン・ショックの教訓(トラウマ)を資金引揚げの心の支えにしていますので、あえて死後になっているかも知れない逃資という言葉を用いています。
統資とか、凍資とか、新たな言葉が生まれるような、資本市場の収縮がこれから有るかもしれません。
ドイツ銀行ショックも杞憂に終われば良いのですが、リーマン・ショックに懲りて慎重に参ります。
十分に手許現金が有れば、期待を捨ててまで逃資する必要は無いのですが、私には資金力が有りません。
子供の大学進学費が必要なので、これから6年ほど資産取崩しです。
現在の保有株式も、後になって「あのとき売っておけば良かった」と家族に後ろ指を指されないように、早め早めに換金しておきます。