感謝報恩

[きじもりさん]

世の中を見渡してみて、不平不満を持つときりがない。
やれ税金が高いだの、果ては家の前においてある自転車がいたずらされるなど、
一つにケチをつけだすと、なんにでもケチがつけられるわけで。。。

今日、偉い人の講演会をいやいや聞いてたんですが、
話の要旨は、よく聞く話ではありますが「結局（すぐに）変える事ができるのは世の中ではなく自分だけ」ということで、世の中にケチをつけるよりは自分が変わっていくほうが建設的だよねーということでした。

人はなぜ自分を変えるよりは世の中を非難する方向に走ってしまうのでしょうか。一つは自分がかわいいからという一種の自己防衛機能なのかもしれません。確かに他責の方が精神的には楽ですし、お互い他責にしあえば責任の所在があいまいになり、結果誰も責任をとらなくてよいという居心地の良い文化をつくることにもつながるでしょう。

企業人として今まさに沈没しようとする船に乗って、原因を船員同士で擦り付け合うような愚は犯したくないものです。進んで責任を取る。責任を取る気概を持った人間が評価・尊敬されるような社会づくりに貢献したいものと思います。


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