ローソン店頭で千円からプリペイド払いで投信「チョイ買い」ＯＫ

[TAROSSAさん]

ローソンの子会社、ローソン銀行の山下雅史社長は、顧客が投資信託を購入する際、ローソン店頭で買える専用のプリペイドカードを使えるようにする構想を明らかにしたそうです。

千円程度の小口から受け付け、来店ついでの「チョイ買い」に誘導し、若年層などを囲い込むようです。

数年以内の実現を目指すとのことです。

山下社長は「ローソンのお客さまはこれから資産形成をしていく年齢層が多い。お金のため方や投資のイントロダクション（手引き）役になりたい」と述べたそうです。

ローソン銀行の小口投資で経験を積んでもらい、株式などよりリスクとリターンが高い本格的な投資を志向する顧客は、連携する地域金融機関を紹介する考えのようです。

顧客は専用カード購入後にスマートフォンのアプリなどでカードの情報を読み取って登録し、画面に表示される重要事項を説明した書類を閲覧（電子交付）した上で、投資信託を購入するそうです。

選べる銘柄は日経平均株価などの指標に連動するような比較的単純で分かりやすい商品を想定し、投資信託自体は運用会社が作り、ローソン銀行は手数料を徴収するそうです。

また、顧客がＡＴＭを使用する際に数万円程度の小口融資を行うことも検討しており、口座資金の流れなど膨大なデータを融資審査に活用するとともに、給料日前など資金が必要なタイミングでローンを持ちかけるようです。

ローン債権は証券化し、低金利で投資先を求める地域金融機関に販売する計画だそうです。

みんかぶのみなさんはたぶんローソンの店頭では投信を買わないでしょうが、初心者の人たちにとっては、便利かもしれませんね。