この書籍は「ダイエット」を謳っているけれど、
健康寿命を延ばそうという目的で運動を取り入れている人にも、
ウォーミングアップとして有効なトレーニングと思われる。
それぞれネーミングされた項目は20項目ほどあるが、
各トレーニングはだいたい1分程度。
ひととおり行ってみたが、
運動強度は、ラジオ体操の10倍、太極拳とほぼ同等と思われる。
おおむね体幹のインナーマッスルを鍛えるのが目的となっていて、
たった1分でも、筋肉がしっかりと反応しているのが分かる。
★「楽LIFEヘルスシリーズ 1日5分で脂肪燃焼体質に!
すごい 体幹ダイエット」
SAKURA MOOK91 2018.3.10.第4刷 電子書籍版
以前、「腹をへこませる技術」という書籍を読んだことがあるが、
(現在、人に貸していて手元にない)
意識してお腹をへこませるというテクニックがあって、
この書籍でも紹介されており、「スクープ」と呼ばれている。
想像するに、このテクニックは最も重要であって、
CMでときどき流れている「リゼウォーキング」とかにも取り入れられているはずだ。
健康診断で腹囲を測られるとき、「スクープ」を使った呼吸法を知っていれば、実際とは腹囲を大きく減少させることが可能だ。だから、重要なのだ(苦笑)
「サイドブリッジ」は、このエクセサイズシリーズでも強度が最も高いという。横たわったときに、下になった腕の肘で体を支える。次に、その姿勢から腰を浮かせてしばらくその状態をキープしていく。左右5呼吸保っていくのだが、その時に「スクープ」呼吸をしながら行うのがポイントだ。
効果を最大にするための注意事項がワンポイントで、書籍に書いてある。
これらエクササイズから数点を各人の目的で考えて絞り込み、
空手の型のように流れエクセサイズにすれば、立派なウォーミングアップメニューになる。
気に入った。