元祖SHINSHINさんのブログ

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効率の良い野菜スープの作り方

このところ、毎日なにかを調理するようになっている。
調理に関しては、あまりにもド素人だったため、毎日発見がある。
そのために、レシピ本を読んでいても、真綿が水を吸うように基本的なことが身についていくような気がする。

もうすぐ三か月が経つが、ずいぶん変わった。
ということは、調理のド素人に対して、なんとか三か月で基本的な料理ができるようになるレシピ本というのがあってもイイと思われる。

たとえば、今まで仕事一本やりだった医師を、三か月で普通に料理できるようにするレシピ本。しかも、ホントに美味い料理が作れるレシピ本。
このあいだ、70近くになる男性医師で、料理したことがないという人を書籍で知った。阿川佐和子と対談していた医師だった。

別に医師でなくっても、若い学生の人にも役立つだろう。
誰だって、最初は素人なのだから。

   *

ところで、表題の野菜スープなのだけど、
とどのつまりが、前日の晩に野菜を複数細かく細かく刻んでおいて、
水を張ったボールに投入して冷蔵庫に入れとけばイイだけだ。
(ジャガイモなど色の変わりやすい根菜類にも有効な方法)

そうすれば翌朝、鍋に移してダシ顆粒を入れたら過熱して、
10分も煮込めばあっという間に朝食が一品できてしまう。
その日の気分で、卵やらハムやらいれれば栄養バランスも格段に良くなる。
ダイエットしている人だったら、南雲医師のようにゴボウを投入すればイイ。

野菜ジュースだと、おそらく製造途中で繊維質が除去されてしまっているだろう。津川友介医師は、実際に果実ジュースがそうなのであって、果物は直接食さないとあまり意味が無くなってしまうと書籍で書いていた。

繊維質が豊富な食材ならば、糖質の上昇を緩やかにしてくれる。
また、繊維質は腸内善玉菌の栄養にもなってくれる。
野菜でも果物でも、直接食すのが最もイイ模様。

ただし野菜の場合は、野菜スープ書籍を書いた医師によれば、野菜の細胞壁を壊して中にある成分を抽出しないと、ヒトは有益な成分をほとんど吸収できないというから、野菜を細かく切り刻むか、フードプロセッサなどにかけ、その後過熱して煮込むしかないそうだ。また、実験の結果、複数の野菜を過熱抽出した場合、巷間ささやかれているようなビタミンCの破壊も生じないと実験で確かめたという。

    *

ミネストローネのレシピで横浜にある「クイーン・アリス」の石鍋シェフが書いていたが、野菜を煮込むうちに水分が飛んで水気が無くなってくる。
適宜、水分を追加して野菜がひたひたにつかるくらいの状態を維持すべきとあった。というわけで、顆粒ダシは最後の最後に投入しないと味が狂ってしまうから要注意。

最後に、野菜スープに入れるダシ顆粒なのだが、和風、コンソメ、鶏がら、中華ダシ顆粒で試験してみた結果、どうやら中華出しが一番うまいようだ。
しかし、他にもカレー風味にするとか、スペインのカルバチョ風、トマトベース、みそ汁、ホワイトシチューなどなど、いろいろな調理方法があるので、どれにしようか悩んでしまう。それもまた、オモロイ。








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