「体力の正体は筋力」

元祖SHINSHINさん
元祖SHINSHINさん
主に中高齢者向けに書かれた書籍。
どうして筋力をつけないといけないのか、いろいろなデータを見せられながら、読者は納得するしかない。

無理のない具体的なトレーニングも紹介されており、選択肢が多いことに気づかされる。
日本では導入が遅れているとされる「ローイング」という、ボートをこぐスタイルをとった筋トレ方法がユニークで、これは著者一押しのトレーニング。これから日本でも導入が進む可能性があるので、トレーニングジムを選ぼうとするなら、「ローイング」マシンの導入動向を訊きただすのは有効だ。ジム側が、導入する気になるかもしれない。

★「体力の正体は筋力」
  樋口満著 集英社新書 2018.4.22.第一刷

筋トレと有酸素運動を組み合わせた方法や、田畑式トレーニングといって、
「20秒全力筋トレ+10秒休み」を8セット行う方法というのがあった。
毎日行うと負荷が大きすぎるし、筋肉が同じ運動を続けると慣れてしまって反応しなくなってくる欠点を補うために、週2~3回行うのが有効らしい。

筋トレ週2~3回というのは、実はライザップも取り入れている手法だ。

最終章では、食事と筋肉との関係について、基本的な事柄に説明を割いている。ダイエットではなく、筋肉の有効状態を保つ・強化するには、運動の他に、バランスの良い食事が欠かせないということに、改めて気づかされる。






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