日経平均株価は今のところアムロの手口通りに動いている様な気がします。
「三尊天井」形成ならもう一押し(22000円前後)ありそうですが
そうなれば天与の買い場でしょう。
<理由>
外交重視の観点から、自民党内で安倍首相三選の可能性が高まっている。
安倍首相三選の有無はヘッジファンドにとって最大の関心事だけに
三選が確実視されれば一気に日本株買い(売り返済)に動くと予想します。
また米中貿易戦争が激化すれば双方共に不利益が増大するため
9月中には決着する可能性が高いと考えています。
<米国の不利益>
輸入品に対する増税でインフレが加速する可能性(選挙には不利)
消費者物価を押し上げない品目に対して関税を課す余地がない
中小製造業が仕入れコストの上昇に耐えられなくなる
対中関税を幾ら引き上げても、中国が元を切り下げれば意味がない
米中貿易戦争が長引くと共和党支持層からも反発を受ける可能性など。
<中国の不利益>
経済成長の鈍化によって習近平国家主席の負債圧縮政策が継続困難になる。
また習政権の土台が揺らぐことにもなりかねず
最終的には中国側が妥協せざるを得ない。
ところで昨日の中国本土市場は大型株を中心に買い戻され
底を打ったという見方が広がっています。
そうなると、チャイナショックが起こる可能性は薄れ
そろそろ押し目買いのチャンスではないかと予想しています。
ただ米露首脳会談で見せたトランプ大統領の弱腰外交に対し
米国内やEU諸国(特にドイツ・イギリス)から反発が起こる可能性があり
取り敢えず25日に行われる「米・EU首脳会談」に注目したいと思います。