白玉屋新三郎というのは、熊本で370余年続いている甘味の老舗らしい。
この書籍には、白玉粉というモチ米から精製した白い粉のレシピが、
これでもかと記されている。
★「白玉屋新三郎の白玉レシピ」
白玉屋新三郎著 PARCO出版 2017.8.9.第4刷
白玉粉というと、どうしても甘味ばかり思い浮かべるのだが、
およそ小麦粉が手がけている料理の多くを、白玉粉で代用できるらしい。
鍋物、ピザ、パン、ニョッキなどなど、
この書籍の後半では、対小麦粉を意識したレシピが並んでいる。
しかし、オイラの目的は単純で、
素直に甘味処をこしらえてみたいと思ったから、この書籍を手にしてみた。
もちろん、同じような白い粉が、どうしてこんなに色々な料理に
生まれ変わるのだろうかという、興味もあったけれど。
真っ先に作りたいのは、きな粉だんご。
黒蜜ときなこを白玉にまぶして、かぶりつきたい。
次に、白玉粉と薄力粉のコラボスイーツのクレープも焼いてみたい。
シナモンパウダーをまぶしたニッキきな粉もちにも挑戦したい。
白玉粉だけで作るガトーショコラなんてのもある。
作りたいものがありすぎて、オモロ過ぎてたまらない。