年初来続いていた海外勢による日本株の売り越し「現物+先物」は
3月第4週に漸く止まり、3月最終週~4月第2週の買い越し額は
およそ1.5兆円に上ったとのこと。
因みに同期間(3週)の日経平均株価は1161円上昇しており
(3/23 20617円 ➡ 4/13 21778円)
明らかに海外勢の買い戻し効果が窺えます。
またブルームバーグの記事から推察すると
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-05/P6I0Q86JIJUQ01
4月第3週以降、およそ7兆円の買い戻し余地が残されている計算になります。
従ってドル円が109円台を大きく割り込まない限り
日経平均は年初からの下落幅(約3000円)に対する三分の二戻しに相当する
22600円辺りがG.W直後の目標値になると考えます。
さらにドイツを初めとした欧州の景気停滞や
米国株の上昇パワーが弱まったことを理由に
欧州系のヘッジファンドが日本株買いに動くという噂もあり
全てが期待通りに噛み合えば、5月中に24000円奪回も有り得ると思います。
一方リスクとして考えられることは
米朝会談の行方を見極めようとする投資家心理や
何時飛び出すか分からないトランプ大統領の爆弾発言で
安倍首相のスキャンダルは既に織り込み済みだと考えています。
その根拠は、海外勢が日本株を12週ぶりに買い越す直前(3/14)に発信された
以下の記事から推察出来ると思います。
https://www.quick.co.jp/6/article/14352