昨夜のNY市場はティラーソン国務長官が解任されたことに加え
シンガポールの半導体大手ブロードコムによる
米クアルコム対するTOBをトランプ大統領が阻止したことで
トランプ政権の保護主義に対する警戒感が再燃し
ハイテク株を中心に売りが広がりました。
トランプ政権発足後、延々と続く政権内のゴタゴタも異例の事態であり
株価の二大構成要素である「経済と政治」の何れもが先行き不透明な状況は
NY株式市場にとって強い逆風になると思います。
勿論そうなれば東京市場だけ例外という訳には行かず
米保護主義への警戒感からさらなる円高も予想されるため
個人的にはファンダ、需給共に良好な
中小型材料株中心の投資がbetterだと考えています。