優利加さんのブログ

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貿易摩擦への警戒感がひとまず下がった

昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -249.68 @24,634.44, NASDAQ -11.54 @7,360.47)。ドル円為替レートは115円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄がやや多かったが、株価指数は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が938に対して、下落銘柄数は1,042となった。騰落レシオは88.78%。東証1部の売買代金は2兆5017億円。

TOPIX +6 @1,710
日経平均 +115円 @21,368円

米国株は大きく下げたが、3月7日、米大統領報道官が、鉄鋼とアルミニウムへの輸入制限についてカナダやメキシコを除外する可能性に言及したことで、貿易摩擦への警戒感がひとまず下がった。これを好感して、TOPIXも日経平均も反発した。特に、今回の貿易摩擦の影響を受けにくい値がさハイテク株が買い戻され、前場では一時、日経平均は230円強上げた。前日の米国市場でもハイテク株は強かった。半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体指数(SOX)は過去最高値を更新した。

ただ、上値は相変わらず重い。昨日とその前日も日足ローソク足は長めの上ひげを引いた塔婆で上値では売りが優勢になることを示していた。今日は上がるには上がったが、陰線引けで相変わらず売りが優勢であることを改めて示した。3月期決算期末を控えた国内機関投資家は利益確定の売りを出している。また、3月9日に発表される米国雇用統計を前に売買を控える雰囲気もある。

33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、その他製品(2位)、医薬品(3位)、電気機器(4位)、倉庫・運輸(5位)となった。

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