NY株式市場は連日の大幅下落になりました。
20日はウォルマートの業績不振が主な要因。
21日は1月FOMCの議事録でインフレや景気見通しに自信が示されことで
長期金利が急騰し4年ぶりの高水準を記録したためで
株価にとっては深刻な状況だと思われます。
反面、ドル円は円安に振れ易くなったことから
東京市場は米株安と円安の綱引き状態になりそうですが
暫くNY市場の様子を見る展開になるのではないかと考えています。
また例年米国債の償還やレパトリエーションなどで
2月中旬から3月中旬は円高傾向になり易いのですが
FRBの3月利上げがほぼ決定的になったことで
3月下旬以降は1ドル110円台に向かい
N/N倍率の縮小が始まるのではないかと予想しています。