三菱重工が業績悪化で三菱自動車株を947億円で売却へ

[TAROSSAさん]

ジェット旅客機、ＭＲＪの開発の遅れなどで業績が悪化している大手機械メーカー、三菱重工業は、かつて会社の一部門だった三菱自動車の株式を同じ三菱グループの三菱商事に947億円余りで売却することになったそうです。

三菱商事は、約1201億円を投じ、三菱自動車への出資比率を現在の9.24％から20％に引き上げ、持ち分法適用会社とするそうです。

グループ内で分散していた三菱自動車の持ち株を、アジアなどの事業展開で協力関係にある三菱商事にほぼ集約し、意思決定の機動性を高めるようです。

三菱自動車の大株主で約10％を保有する三菱重工業と約３％を持つ三菱東京ＵＦＪ銀行から、株式公開買い付け（ＴＯＢ）を通じて株式を取得するそうです。

ＴＯＢは21日から３月20日までとのことです。

三菱商事は自動車の軽量化に向けた素材の提案や原料の調達、電気自動車（ＥＶ）向け電池などの開発を後押しし、アジアなど新興国の市場開拓にも全社横断で取り組むようです。

平成28年の燃費不正問題発覚後の経営悪化を機に、株式の34％を保有して筆頭株主となった日産自動車との連携も強化するようです。

以前もブログで書いたとは思いますが、三菱重工はそんなに厳しいんですね。

7011：4,368円､ 7211：835円､ 8058：3,054円､ 8306：784.6円､ 7201：1,117円