NTTの鵜浦社長は9日の決算会見で、楽天の携帯電話事業参入計画を受け、楽天がすべて自前で手掛けるのであれば、パートナーにはなり得ないとの考えを示したそうです。
楽天は現在、仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯電話事業を手掛けていますが、総務省が実施する周波数の割り当てに申請、携帯電話事業に本格参入すると表明しています。
鵜浦社長は「楽天の電子商取引(EC)分野でわれわれもお手伝いできるいいパートナーではないかと考えていたが、すべてを自前でやるのであれば、B2B2X(企業の消費者・企業向けサービスのサポート)のパートナーとして別のパートナーを考えていく必要がある」との認識を示したそうです。
一方、NTTドコモにローミング(相互接続)の要請があった場合については「申し出があれば協議を断る理由はないが、移動体分野は固定と違って義務でもない。しっかりビジネスとして交渉していく」と語ったそうです。
厳しいですね。
まあ、それがビジネスなんでしょうが...
9432:4,904円、 4755:939.7円、 9437:2,689.5円