優利加さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1526件目 / 全3122件次へ »
ブログ

売買ルールの構築とのそ微調整の連続、およびその検証が必須作業

昨日の米国株は乱高下のあと終値では小幅下落した(DJIA -19.42 @24,893.35, NASDAQ -63.90 @7,051.98)。ドル円為替レートは109円台前半から半ばでの動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,485に対して、下落銘柄数は509となった。騰落レシオは91.66%。東証1部の売買代金は3兆5495億円。

TOPIX +16 @1,766
日経平均 +245円 @21,891円

TOPIXも日経平均も反発した。ただ、不安定な動きだった。日経平均は前場に前日比250円高を超えたが、後場開始直後には4円まで縮小した。後場に入り、GLOBEXで米株価先物指数が上昇すると、日経平均も再び上げ幅を拡大して330円超まで上げた。日足チャートを見ると、10日移動平均線も25日移動平均線も完全に下向きとなっている。60日移動平均線もやや下向きとなっており、且つ、株価はその下に沈み込んでいる。これは、今の株価が過去60日以内に買った人の平均買いコストを下回っている、つまり、含み損を抱えていること意味する。これでは、よほど強い買い材料でも飛び出してこない限り、ある程度上げると(自分の買値辺りまで)戻り売りがどっと出ることになる。

現在、マーケットの主流は好調な世界景気や2019年3月期の企業業績の拡大期待を理由に、足元の株価急落は単なる調整に過ぎないという見方をしている。しかし、米国金利が上昇すれば、このシナリオは崩れる。

理由は異なるが、私も早晩、日本株は底打ちし、少なくとの半値戻しか2/3戻しくらいは向こう3ヶ月~6ヶ月かけてあるだろうと見ている。その先は緻密に考えても仕方がない。結局、当たるか外れるかだけの問題だからだ。一番大切なことは、いかに緻密に将来を予測するか(どうせ外れるので無駄で時には有害な努力)ではなく、足元の株価の変動にいかに反応してうまく波に乗るように建玉操作するかである。そのためには理にかなった売買ルールの構築とのそ微調整の連続、およびその検証が必須作業となる。つまり、相場技術を磨くということである。予想は当たったり外れたりの繰り返しで拠り所とすることはできないが、体系的な深い知識と経験に裏付けられた技術は心強い拠り所となる。

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、ゴム製品(1位)、ガラス・土石(2位)、輸送用機器(3位)、繊維製品(4位)、医薬品(5位)となった。



コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。