1987年10月19日のブラックマンデーでNYダウは22.6%暴落しました。
しかし2日後の10月21日には17.7%値を戻しスピード調整かと思われましたが
10月26日に再び19日に近い水準まで下落しています。(二番底)
因みにブラックマンデーの前営業日も4.4%下落しており
これが大暴落の前兆になった訳ですが
昨夜のNY市場が市場最大の下げ幅を記録したとはいえ下落率は4.6%ですから
ブラックマンデーの下げが如何に強烈だったかが解かります。
しかし今回の暴落は金融システム正常化の過程で起こったことであり
景気は上向いている訳ですから、スピード調整の可能性が高いと判断しています。
一方今日の日経平均は前場で昨夜のダウを上回る5%を超える下げになっており
今夜のNY市場がさらに下落することを予想しているのだと思います。
個人的に日本株は余りにも売られ過ぎだと考えていますが
株価は市場が決めることなので
ここは腹を括って嵐が通り過ぎるのを待つことにします。