まはいさんのブログ
過去19年分の投資振返り
平成11年から株式投資をしています。
平成29年まで19年度分の年末の保有時価と投資残高を時系列で並べて振り返ります。
投資残高は、投資額から回収額を差し引いた純額の累積です。
投資履歴 ↓ クリックで拡大
平成11年 投資開始
9/10、全日本空輸を1000株買付けて投資開始しました。
平成11年の取引はこの買付け1回のみでした。
平成12年
全日本空輸を2000株買い増したのみでした。
平成13年 アメリカ同時多発テロ事件
1/23、新明和工業を1000株買付け、複数銘柄投資を開始しました。
2/20、全日本空輸を1000株売却しました。売却は初めてでした。
実質的な投資開始は平成13年と言ったほうが良いかも知れません。
9/11、アメリカ同時多発テロ事件
翌日の前場は、全銘柄STOP安張付きで取引不成立でした。
事件後に200万円ほど追加投資して、投資規模を拡大しました。
なお、この年まで証券会社店頭での対面取引でした。
平成14年 ワールドコム破綻
1月からインターネット取引を開始しました。
前年9月に営業を開始したYahoo!BBのADSLモデムがようやく手に入りました。
このとき、Yahoo!BBADSLを株主優待で無料にしたくてソフトバンクを買付けました。これが後日、私の大きな投資利益となりました。
7/21、ワールドコム破綻
10/7、日経平均9,000円割れ
上のグラフの通り、投資残高を保有時価が下回る苦境に陥りました。
平成15年 湾岸戦争開戦
3/11、日経平均8,000円割れ
3/20、湾岸戦争開戦
戦争前はじり貧だった証券市場でしたが、開戦と同時に急反発し、年末までに日経平均10,000円回復しました。
平成16年 株式投資ブーム
「貯蓄から投資へ」小泉政権の投資推進税制により、個人投資家が一気に参入しました。
村上ファンドの台頭、株式分割による人為的な株価暴騰、今にして思えば証券市場は狂っていました。
私も相場の雰囲気に呑まれていました。年末の投資残高は9,335,248円まで膨れ上がり、今に至るまでここまで株式投資に資金を注ぎ込んだことはありません。
平成17年 小泉劇場
8/8郵政解散
9/11小泉郵政選挙
株式相場は急騰しました。
平成18年 ライブドアショック
1/16ライブドア本社強制捜査
1/17マネックス・ショック
3/9日銀量的緩和解除
日経平均は堅調でしたが、個人投資家が向かっていた新興市場やIT銘柄は壊滅しました。
私の保有銘柄はじり貧となり、利益があるうちに売却を進めました。
平成19年 上海バブル崩壊
2/27上海市場暴落
世界同時株安に突入しました。
その後、サブプライム・ローン問題が表面化してじり貧でした。
平成20年 リーマン・ショック
10/10リーマン・ブラザーズ倒産
証券市場の負の連鎖が止まりませんでした。
平成18年のライブドア・ショックで投資規模を縮小せざるを得なかったのが、ここに至ってむしろ幸運でした。
それでも200万円あまり資金回収し、年末から底値買いに転じました。
平成21年 円高不況
1ドル80円台の円高でした。
無配転落企業が続出しました。
100万円ほど慎重に底値買いしました。
平成22年 欧州ソブリン危機
1/19日本航空破綻
証券市場は冷え込んでいました。
170万円ほど慎重に底値買いしました。
平成23年 東日本大震災
3/11東日本大震災発生
平成20年後半からの底値買いの努力が空しいほどに、ほとんどの銘柄は底抜けしました。
底割れの底値買いに300万円あまり投資しました。
平成24年 民主党政権崩壊
11/14、野田首相が11/16解散を明言
無為無能の民主党政権に終わりが見えたことで株価は急騰を開始しました。
急騰した銘柄から100万円あまりを回収しましたが、今にして思えば時期尚早でした。
平成25年 アベノミクス
前年12/26、第二次安倍内閣成立
今に至る好況です。
平成26年以降
本当に平和を感じています。
スイスフラン・ショックやイギリスEU離脱など、それなりに事件は有りましたが、平成25年以前の出来事に比べれば些事でした。
アベノミクスの腰が強く、多少の不具合は跳ね返しているように思います。
今後の方針
平成18年3月に日銀が引き締めに転じて小泉劇場が終焉したことが、再び繰り返すことを警戒しておくことが肝要と考えます。
若干の波はありましたが、平成29年度末までに投資額を完全回収し終わり、さらに480万円余りの投資余剰を現金化しました。
たまたまライブドア・ショックに巻き込まれて現金化を急いでいたことで、リーマン・ショックを軽傷で通過しました。やはり、危機に備えて現金化は必要です。
個人的に、十分に現金化したと考えているので、しばらくは様子見です。
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関連銘柄:
ANAHD(9202) ソフトバンクグループ(9984) -
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herohero1192 さん コメントありがとうございます。
ここ1年は、本当に何も事件が無かったです。
株式投資を19年続けていますが、まる1年も相場を揺るがす事件が無かったのは初めてです。
私は、ここ1年は何もなかったことが異常だったと感じています。
さて、先のことは分かりません。
今がバブルかどうかも、後になってみないと分かりません。
ただ、株価は明らかに高値圏で、長期投資に耐えるだけの妙味がある投資先はほとんど有りません。
もはや証券市場は手出し無用です。
そこで、本文に書いた通り、平成29年度に一気に資金を引き揚げています。
herohero1192 さん コメントありがとうございます。
最後は自分の意志と責任なので、他人の意見は参考までにお願いします。
今年が良い年であるよう祈念します。
夢想人 さん コメントありがとうございます。
ご感想いただいた通りと思います。
良かった小泉政権が終わって株価は低迷し、最悪の民主党政権が終わって株価は急騰しました。
ここ5年の安倍政権は良かったです。
それだけに、安倍政権が終われば痛い目に遭いそうです。
うまく自民党政権が続くことが株式相場の高値安定の要因で間違いないです。
かつての小泉政権も良かったです。
私は自民党員なので次の総裁選の選挙権がありますから、迷わず小泉進次郎に投票するつもりです。
herohero1192 さん コメントありがとうございます。
個人の政治姿勢は自由ですので、ご意見に何も申し上げません。
ただ、日本は政党政治です。
非政党員には、政治的な発言権は無く、投票権があるのみです。
どこの政党員も減少していますので、相対的に個々の政党員の政治的な発言権は重くなってきています。
私は、年党費4,000円で政治を変えられるのは安いと思っています。
政党に入らずに政治を考えるのは、全く無駄な労力と思います。
その例えが良く分かりません。
アナーキー(無政府主義者)と自称されていますので、お持ちの価値観すら分かりません。
お話し相手になれず、申し訳ないです。