優利加さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1639件目 / 全3175件次へ »
ブログ

高値警戒から利益を確定する売りが優勢

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +8.81 @23,557.23, NASDAQ -18.65 @6,767.78)。ドル円為替レートは113円台後半での推移となった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が1,041に対して、下落銘柄数は890となった。騰落レシオは122.32%。東証1部の売買代金は3兆3382億円。8日連続で3兆円を超えた。3兆円超えの記録は2013年5月8日~6月7日の23営業日連続以来の長さ。

TOPIX +4 @1,818
日経平均 -24円 @22,914円

TOPIXはわずかに上げ、日経平均は小幅安となった。日経平均は昨日、バブル後の戻り高値を上回り、25年10カ月ぶりの高値を付けていたため、高値警戒から利益を確定する売りが優勢となった。

1ドル=111円を前提に主要企業は2018年度8%増益、19年度9%の増益を続けると野村證券は分析している。この前提ならEPSは1,620円程度まで上昇することになり、PERが15倍とすれば株価は2万4000円台を超えることになる。少々楽観的すぎるとは思うが、今は勢いがあることは確かだ。相場上昇のけん引役である海外勢は9月第4週から10月第4週まで日本株を2兆4000億円以上買い越しており、それまでの9週間の売越額(計1兆6000億円)をすでに大きく上回っている。売買シェアが6~7割を占める外国人投資家の動向次第で相場の方向性は大きく左右される。

33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、海運(2位)、電気機器(3位)、化学(4位)、非鉄金属(5位)となった。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。