優利加さんのブログ

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3日連続で窓を空けて続伸したが・・・

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +55.67 @21,948.10, NASDAQ +60.35 @6,428.66)。ドル円為替レートは110円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,222に対して、下落銘柄数は663となった。騰落レシオは107.00%。東証1部の売買代金は1兆9028億円。

TOPIX +2 @1,620
日経平均 +45円 @19,691円

TOPIXも日経平均も3日連続で窓を空けて続伸した。今日は陰線で終え、ここからは上値が重くなりそうだ。日経平均の月間騰落率を振り返ってみると、9月は2000年から16年までの17年間で6勝11敗だった。売買代金の6~7割を占めるの海外勢は地政学リスクと為替の安定に加え、業績見通しがどこまで上振れするかに注目している。日本企業の通期純利益は前期に比べ9%伸び過去最高と更新する見通しである。また、4~6月期のGDP速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比1%増、年率換算で4%増と高い伸びとなった。牽引役は個人消費や設備投資だ。企業業績を押し上げることが期待される。

東証が8月31日発表した8月第4週の投資部門別株式売買動向によると、海外投資家(外国人)は5週連続で売り越した。その額は計約8000億円規模に達する。しかし12~16年の月間の売買動向に注目すると、14年を除き10月は買い越しだった。今年も同じ波がくるなら、9月の安く売り叩かれたところで拾い、10月以降の高くなったところで売るポジショントレードも良いかも。つまり、9月の株安は歓迎すべきことだ。

9月1日の米雇用統計、米新車販売台数に続き、9月5日には米議会が再開する。そこで米連邦債務上限の引き上げについて議論される。米連邦公開市場委員会(FOMC)ではFRBは米国債など保有資産圧縮を決める見通しである。北朝鮮は9月9日に建国記念日を迎えるため、また何かしでかすのではないかと地政学上のリスクも意識される。

33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、倉庫・運輸(1位)、ゴム製品(2位)、石油・石炭(3位)、空運(4位)、鉱業(5位)となった。

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