韋駄天太助さんのブログ

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私は何故3月底値を拾えたのか?【ご質問への回答(1)】

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自慢話ではなく、茶々丸さんから質問いただいたので、皆さんの役に立つこともあるかと思い、心理面も思い出しながら書いて見ます。私は3月20日深夜(21日早朝)に一気買いしました。買値はクロス円でユーロ 153.0円、豪ドル 89.2円、南アランド 12.2円、トルコリラ 79.5円(数日後に78.5円で拾い直し)でした。ユーロ・豪ドルは大底の底で取れました。私は何故失敗すれば暴挙としか言われない行為に及んだのでしょうか?振り返って見ます。私は2月6日にFX・株式ともに全て売り払い、キャッシュポジションに変えていました。(理由は当時も書きましたが大きな危険を感じたからです)従って、市場の止まらない下落をノーポジで冷静に見ることが出来ました。チャンスだけを探れば良い環境だった訳です。3月上旬頃までは悲観的に見ており歴史的大暴落を演じるのではないかと考えていました。それはNYダウを中心に見ていて指数が10,000割れて不思議ではないと見ていたからです。その考えをNYダウは底堅いかもと変更したことが一気買いに行けた第一の理由です。当時、その他の国の株・為替のチャートを見るとバブルの山が崩れて麓まで降りてきていたので節目に来ていると感じました。第二の理由は、専門家も含め総悲観に傾いていたことです。今までどこに潜んでいたのと思う程、突然円高70円、60円と大勢が叫び始めました。多数派のコンセンサスに逆らって買いを入れるのは勇気が要るのですが、①総悲観で反転に転じるという事例は沢山あること②長いものに巻かれるタイプではなく、100人中99人が下がると言っても根拠に納得しなければ、付いていかなくても割と平気③大底を拾うという行為自体が多数派の行動とは正反対を行く少数派であるという当たり前の理屈は理解していたこと④専門家がまだまだ下がるという根拠に説得力を感じなかったことに加えて、私個人の相場観とノーポジによる精神状態により為せたと考えます。更に言えば、直感・ヒラメキなるものも関係しているかも知れませんが、文章にするのは難しいですね。この記事を書いていても表現し切れていないと思いますが、理屈・心理・相場観・直感が混然一体となっての意思決定です。勿論、数年後同じような状況が生じて私が同じように考え取る行動が正しいか否かはわかりません。結果論として今回は上手く行ったと言えるだけです。(わかれば、聖杯を謳い高額商材を販売します!?)何故3月21日の早朝に行い、かつ何故一気買いだったのかにはお答えしていないので、次回に書いてみます。茶々丸さんを始めご質問がありましたらコメント欄へお気軽に。 [←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
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