ファーストリテイリングが発表した2016年9~11月期の連結決算(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比17%増の885億円だったそうです。
ユニクロの海外事業で中国や東南アジアが好調だったほか、経費削減が進んだものの、市場予想の平均値であるQUICKコンセンサス(10日時点、4社)の904億円は下回ったそうです。
売上高にあたる営業収益は2%増の5288億円となり、純利益は45%増の696億円だったそうです。
期初に比べ円安が進み、為替差益を156億円計上したそうです。
2017年8月期通期の連結業績見通しは従来予想を据え置き、売上高が前期比4%増の1兆8500億円、営業利益が37%増の1750億円、純利益が2.1倍の1000億円を見込んでいるとのことです。
最終益が過去最高を更新したというものの、市場予想を下回ったということは、株価にとってはあまりプラスにはならないということでしょうかね。
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