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NY外為:ドルが5日続落、米大統領選に不透明感

NY外為:ドルが5日続落、7月来で最長-米大統領選に不透明感

Susanne Barton
2016年11月4日 05:30 JST 更新日時 2016年11月4日 06:56 JST




3日のニューヨーク外国為替市場ではドルが5日続落。ここ4カ月で最長の連続安となった。通貨のボラティリティを示す指数は2カ月ぶりの高水準に迫った。来週投票日を迎える米大統領選挙の結果をめぐり不透明感が強まっている。

  JPモルガン・チェースのグローバルFXボラティリティ指数は2日に10.39へ上昇した。これは9月14日以来の高水準だ。大統領選挙戦では民主党候補ヒラリー・クリントン氏と共和党候補ドナルド・トランプ氏の支持率の差が狭まり接戦が続いている。ドルは3日、英ポンドに対して下落した。英国の欧州連合(EU)離脱の手続きについて裁判所が議会承認が必要と判断した。
  ドイツ銀の外国為替調査の共同世界責任者、アラン・ラスキン氏(ニューヨーク在勤)は「政治が世界市場を動かす最大の要因であると主張していることは明らかだ」と述べ、トレーダーは「売ることもしなければ、ドルへのロングポジションを取り戻すこともない。シナリオがこれほど変わってしまったのは異例だ」と続けた。

  世論調査を集計するファイブサーティエイトによれば、クリントン氏の当選確率は66%に低下。1週間前は82%だった。
  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%低下。ドルは対円で0.3%安の1ドル=102円98銭。
  ソシエテのグローバル・ストラテジスト、キット・ジャックス氏は「選挙運動の全て、そして世論調査のあらゆる小さな動きも見逃さない」と述べ、「ドルは支援材料が何もない。選挙前の神経質な展開が市場のムードを支配している」と続けた。
原題:Dollar Posts Longest Losing Streak Since July on Election Angst(抜粋)




ブルームバーグ
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