<NY証券取引所の証拠金債務とS&P500指数の推移>
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茶色のグラフ ➡ NY証券取引所証拠金債務(インフレ調整後)
青のグラフ ➡ S&P500指数
ご覧頂くと分かる様に、証拠金債務の増減とマーケット(SP&500)は見事に連動しています。
つまり証拠金債務は、投資家心理が好転すると増加しマーケットも上昇しますが
投資心理が悪化が悪化すると減少し、マーケットは下げに転じるという訳です。
因みにNY市場の証拠金債務がピークを迎えたのは昨年4月 ↑のことですが
1995年以降ピークは3度あり、1度目は2000年ですが ↑翌2001年にITバブルが崩壊。
2度目のピークは2007年ですが↑翌2008年にはサブプライムショックが起こり
何れも株価は大暴落しています。
そして3度目は過去最高値を付けた2015年4月という訳ですが
ここで気になるのは、2016年に入り、証拠金債務が減少傾向にあるにも関わらず
SP&500が高値を更新し続けている点です。(ダウもナスダックも同様です)
ですから、次に暴落が起こるとすれば「株価バブルの崩壊」である可能性が高く
過去の事例を踏まえると、それ程遠くない時期にそれはやって来るかも知れません。
個人的には「1552 VIX短期先物」の底打ち反転がそのサインではないかと考えているのですが。