まはいさんのブログ
ブログ
ホームセンター 投資見直し
ホームセンター業界の限界を見極めます。
投資先はホーマックのみ、現在DCMホールディングスとなって300株保有のみです。
ホームセンター市場 ↓ クリックで拡大
出典:日本DIY協会←リンク
4兆円市場です。
10年前から市場規模の拡大は止まっていますが店舗数は増えています。
当り前ですが、1店舗あたりの売上高は低下し、出店するほど経営成績は悪くなります。
ガラパゴス化
もともとイギリス発祥の「DIYショップ」だったのが「ホームセンター」という和製英語に変わり、日本の市場に特化して急成長した市場です。
結局、日本にDIY(Do It Yourself)は根付きませんでした。盆栽いじり、庭いじりが日本人の限界だったようです。きっと欧米に比べて余暇が少ないのでしょう。
海外展開不能
国内は4兆円市場で頭打ちですから、企業成長には海外展開しか選択肢はありません。
しかし、ハワイ以外は各社ことごとく失敗です。
ハワイの成功も極めて特殊要因と思われ、ハワイが海外展開の足掛かりとは思えません。
既に欧米のDIYショップが世界展開済みです。
日本風の「ホームセンター」業態は、残念ながら海外では受入れられないようです。
4兆円市場で頭打ち
最近はドラッグストアーに市場を奪われており、店舗増加でなんとか4兆円市場を維持しているのが現状です。
その狭い市場で残された選択肢は、潰し合いか寡占化です。
DCM業界首位6,500億円
DCMホールディングスは8位のケーヨーを統合して、2位のカインズ4,000億円を大きく引き離すことになります。
限られた4兆円市場では、寡占化が生き残り戦略の王道です。
ただし、生き残り戦略であって成長戦略ではありません。
保有銘柄の分類2016.8.12 ↓ クリックで拡大
DCMホールディングスを、「投資目的」から「株主権目的」に変更します。
株主優待を実施していますが、自社PB製品詰合わせに魅力が乏しいので「優待目的」には分類しません。
仕事上の付合いがある地元企業なので保有継続しますが、次に高値があれば100株を残して売却します。
投資方針
DCMホールディングスはM&Aで国内4兆円市場の寡占化を進めると確信しています。
となれば、買われそうな割安の中堅ホームセンターを先回り買いしておけば良いです。
DCMホールディングスについては、先が見えたので買増しはしません。
株主優待が昔に戻るとか、配当利回りが特に高くなるとか、株主還元が充実しない限り、持株は急がず売り切りの方針です。
-
関連銘柄:
DCM(3050) ケーヨー(8168) -
タグ:
全く視覚に入っていない業界なので・・・
あまり美味しそうな業界にも見えません・・・
minoQ さん コメントありがとうございます。
グラフを見ての通り、平成17年までは1店舗10億円が確実な右肩上がりの業界でした。
株式投資においても非常に儲かった業種ですが、それも10年前までのことです。
近いうちにドラッグストアが頭打ちになると予想して、その分析の前にホームセンターの振り返りでした。
ホーマックはダメですか^^;
ジャガイモの優待が懐かしいですw
DCM、ツルハ、サツドラはノーポジです。
円高なのに、登別や洞爺湖のツルハやサツドラは多過ぎですね。
外国人の観光客が減っているのに。
にゃん7 さん コメントありがとうございます。
ホーマックは大丈夫、DCMホールディングスとして生き残ると見立てます。
ただし、ホームセンター市場が頭打ちなので、成長は見込めません。
胆振は限られた国道沿いに店舗が集中しているのでオーバーストアーと感じるのだと思います。
しかし、人口あたりの店舗数はまだまだ低い地域です。
けっこう自衛隊が人口を支えているし、国道を外れたら店なんて無い地域です。