まはいさんのブログ
ツルハドラッグ 株主総会出席
今日はツルハドラッグの株主総会に出席しました。
所要90分
くだらない株主発言で押しました。
最後の発言者はブーイングで途中で発言撤回して何とか終わりました。
株主との質疑応答で有意義なものは無かったです。
2000店舗目標
ツルハドラッグの経営方針は極めて単純です。
2019年5月期までに国内2000店舗を達成する!
たった1行の経営方針です。
これを金科玉条として、その達成のために逆算します。
M&Aに必要な資金を自己資金で賄うために、2019年5月期の売上は7,000億円必要となり、営業利益率は8%必要となり、それには販管費率を20%に抑える必要があります。
タイ
2019年5月期までに国内2000店舗を達成する!
ツルハドラッグの経営方針は極めて単純なので、他のドラッグストアが手掛ける訪問介護やネット販売など、店舗増加に結びつかない施策は二の次です。
ネット販売も仕方なく始めたくらいで、ネット販売子会社も早々に整理してしまいました。
そんなツルハドラッグが「な・ぜ・か」タイに出店して赤字を垂れ流しています。
鶴羽樹社長(現会長)の鶴の一声だったようです。
株主優待
スギ薬局が株主優待を廃止しましたので、懇親会で大船常務に確認しました。
サッポロドラッグストアーに対抗して、むしろ株主優待を拡充するそうです。
ところで、大船常務に質問です。
「株主優待引当金」を計上していないのはなぜ?
とても渋い顔をしていらっしゃいました。
会計監査人が交代したので、新年度の決算では引当計上を求められるかも知れません。
小泉改革銘柄
私がツルハドラッグの株式を買付けたのは、2002年1月28日、まだ北海道にしか店舗が無かった頃でした。
1,880円で100株買付け、手数料込み188,735円の投資です。
株式分割で増えた分を売却して当初投資額の3倍の資金を回収し、手許に100株残っています。
ツルハドラッグほどではないにしても、ニトリとホーマックへの投資は似たような展開でした。
北海道のチェーン・ストアが一気に全国展開したので望外の投資利益を得ましたが、今にして思うと小泉改革の賜物です。
小泉政権が播いた種のおかげで、私に約600万円が転がり込みました。
さて、アベノミクスはどんな種を播いてくれるのでしょうか?
アベノミクスで播いた種のどれが育つのか、早めに見極められればツルハドラッグで得た利益の繰り返しができるのですが。
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関連銘柄:
ツルハHD(3391) ニトリHD(9843) DCM(3050) -
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「株主優待引当金」を計上していないのはなぜ?
意見が割れるところですね。
私はわざわざ引当金名目で計上しなくてもいいかなってタイプです。
ツルハのように割引カードと金券の複合優待だと、妥当な金額を見積もるのが難しいような気が・・・
minoQ さん コメントありがとうございます。
ツルハドラッグに限らず、小売業の株主総会ではクレーマーまがいの発言をする人はいるものです。
株主優待引当金は指針が出されていますので、重要性の判断だけです。
POSデータで株主割引の実績は正確に把握できています。
ちなみに、大船常務から聞き出したのですが、株主優待カード使用に伴う割引の年間予算額は7,000万円です。
私は重要性無しとは思えません。
また、自社商品券を発行している場合、それが株主優待であろうが販売品であろうが、金額の多寡に拘わらず負債計上しなくてはいけません。
しかし、ツルハドラッグは、決算日までに自社商品券の有効期限が来ますので、決算書に商品券を計上する余地が無いようになっています。
よって、ツルハドラッグは株主優待カードのみが株主優待引当金の対象となります。
社長を褒め称えて頑張れっていうだけの人。
質疑応答になっておらず苦笑でした。
minoQ さん コメントありがとうございます。
反原発活動家が乗り込む電力会社、潔癖症の消費者の会に毒物扱いされる乳業会社、など、荒れるのが当り前の株主総会も珍しくありません。
むしろ、荒れる株主総会のほうが、凡人が発言できなくて早く終わります。
逆に、1社だけしか知らないのですが、株主に質疑応答の時間を与えない株主総会もあります。
また、これも1社しか知らないのですが、全ての議案に賛成の株主は議事に参加せずに食事会に直行できる株主総会があります。
これは良いです。
200人くらい来てもみんな食事会に直行するから、10人くらいでゼミのような会議ができ収穫が多いです。