TAROSSAさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1934件目 / 全6457件次へ »
ブログ

カメラ各社が熊本地震で部品調達の遅れが響き曇る業績

カメラ各社の業績に、熊本地震の影響が広がっているようです。

 

ニコンは、部品調達先の被災でデジタルカメラの生産が滞り、2017年3月期の営業利益で70億円のマイナス影響が出るとの見通しを示したそうです。

部品の供給はすでに再開し、各社は生産を増やすなどの対応をとっていますが、影響は年内まで残りるようです。

 

ニコンはソニー子会社の工場が被災し、画像センサーの調達に影響が出たそうです。

現在は利益率の高い一眼レフの生産を優先しており、コンパクト型を中心に「年末商戦も影響が残る」(岡昌志副社長)とみているそうです。

今後は経費削減を進めることで、全体の営業利益は460億円、純利益は300億円のまま据え置いたそうです。

 

ソニー自体もデジカメの生産に影響が出たようです。

デジカメを中心とした部門の営業利益が通期で260億円減る見通しだそうです。

 

最大手のキヤノンもコンパクト型の部品の調達が滞りましたが、影響額は明らかにしていないようです。

主力の一眼レフは部品の調達ルートが異なり、影響は出ていないとのことです。

 

オリンパスは、今秋に予定していたミラーレスカメラの発売が数カ月遅れ、通期の営業利益が40億円減る見通しだそうです。

円高の影響を含めて通期の業績予想を見直し、5月時点で650億円としていた純利益を570億円に引き下げたそうです。

 

カシオ計算機もソニーの被災の影響を受けており、影響額は公表していませんが、夏以降に生産を増やし、「年間の販売台数の計画は変えない」(広報)とのことです。

 

いろんなところで熊本地震の影響が出ているようですが、カメラ業界にもこんなに影響があったんですね。

 

7731:1,459円、 6758:3,279円、 7751:2,868.5円、 7733:3,255円、 6952:1,266円

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。