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飛島建設が優先株を全額消却し、26期ぶり復配
飛島建設は、2016年3月期に2円の配当を実施するそうです。
復配は1990年3月期以来、26期ぶりで、金融機関に発行した優先株を11日付で全額消却し、業績も好調なためのようです。
飛島建はバブル時の不動産投資の失敗で経営が悪化し、2002年と2003年に計414億円の優先株を発行し、経営再建を進めてきました。
みずほフィナンシャルグループなど大手金融機関から、普通株と引き換えに優先株を取得してきており、取引時間中に復配を発表すると、飛島建株は一時、前日比28円高(16%)の188円を付けたそうです。
主力の土木工事、民間建築とも受注が拡大し、16年3月期の連結純利益は前期比8割増の44億円を見込んでおり、28期ぶりの高水準だそうです。
自己資本比率も20%台に乗る見通しで、財務体質の改善にも一定のメドがついたようです。
準大手クラスのゼネコンでは、長谷工コーポレーションや熊谷組、三井住友建設なども金融支援を受けてきており、いずれも優先株の消却を終え、復配を果たしたそうです。
残っていた飛島建の全額消却で、ゼネコンの経営再建がようやく完了することになりそうです。
けっこう時間がかかりましたね。
1805:182円、 8411:182.7円、 1808:1,048円、 1861:257円、 1821:100円
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