パイプのジョニーさんのブログ
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花より団子・・・いえいえ壇供ですわ!
大和の国東大寺では・・・2月堂の修二会が始まった・・・・これお水取り・・・・お馴染み二月堂の大松明に火が入り・・・廊下を火の粉撒き撒き駆け抜ける・・・この姿は豪華絢爛・・・下の見物客火の粉を浴びれば無病息災と・・・我も我もと群がったものだが・・・今の世は危険・危険と柵作り・・・火の粉なんて浴びれない・・・幼い頃、防空頭巾を被って飛び込んだ事が懐かしい・・・この行事14日まで見せ場を作るが・・・夕方近く・・・マナーの悪い似非カメラマンが場所取りに勤しんで居る・・・何処で映しても左程変わらないが・・・三脚置いたら自分の場所?勘違いも甚だしい・・・この修二会・・・昨日までの下準備が大変とか・・・太い竹を切り取り地元の有志が搬入する・・・イミテーションの紙で作る椿・南天のお飾り・お供えのお餅作り・・・裏方さんのご苦労有っての行事成り・・・巷で良く使われる言葉に・・・「花より団子」と言われるが・・・ここ二月堂のお水取りから伝わったのは皆知らん・・・昔は生の椿の花柄を修二会の最終日に撒いていた・・・地元の人々・・・この椿の花も有難いのだが・・・目的はお餅・・・このお餅は観音様のお供え物・・・左右二か所・大きな器にテンコ盛り・・・これを壇供と言うのだが・・・その数なんと1,000個有る・・・・・お水取りの最後日・・・椿の花を壇上から市民・参拝者に撒いていく・・・次いで楽しい餅撒き成り・・・人々は食えん椿よりこの餅が良い・・・早く餅撒かんかの・・・声高らかに・・・人々発する言葉が・・・「花より壇供」呉れ・・・壇供呉れ・壇供呉れ・・・団子呉れ・・・これが今流の「花より団子」と間違え伝わった・・・時代は変わり・・・花は造花・・・餅も小さな子餅ちから・・・今は10cm程の平べったいお餅・・・積み重ねても落ちにくいとか・・・最終日・・・この餅はもう撒かれる事も無く・・・寺に御縁の有る方に配られる・・・理由は簡単・・・生の椿は後の掃除も大変だ・・・餅撒きは競い合う人々で怪我人出る・・・そんな事で椿は造花・・・餅撒きも何時しか消えて寂しい風物詩・・・形式だけの文化継承ここに見る・・・何時しかこの餅もプラスチックに変わるのだろうか?
こんにちは
お持ちに反応しました
我が家(実家)も小さなパパママショップ自営業なんですけど
お店に飾るお鏡をずっと母が買ってます
鏡開きすんだら毎日日にち、イヤほどなくなるまで朝はお餅でした
代が変わって今、私の主人がお店をやってくれてるんですが
相変わらず鏡餅は
サトーのなんとかの
外がフェイクで中に丸餅の真空パックが複数入ってる
のでなく本物です
それを、食べやすい大きさに(まず細かいカビをとって)切るのが
毎年、もう大変で・・・
でも母は
「大きさを小さくすると商売がかげる」とかいって小さくしません(^^;)
しかし、すごい金額ですよね、あのお餅
私の代になってもその金額のお餅買えるかしらん(^^;)
長々と失礼しましたm(_ _)m