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ソフトバンク スプリント低迷を隠す
2/10第3四半期決算説明会←オンデマンド配信リンク
孫社長は嘘は言いませんが、都合の悪い真実も言いません。
ただ、今回のスプリントについてのプレゼンは"隠す"行為ではないかと不愉快です。
Sprint最速 ↓ クリックで拡大
16 cities, including Austin, Dallas, Denver, Houston, Indianapolis, Kansas City, and Phoenix
これは、Sprintの第3四半期決算説明会で用いた資料ですが、ソフトバンクの決算説明会では"16都市のみの比較"という注釈を省略しています。
他社比較
Sprintの他社比較は、上の16都市での速度比較のみでした。
裏を返せば、それ以外で他社比較をしていません。
Sprintがここ半年右肩上がりと説明していますが、競合他社も好調であり、むしろ業界地位は落ちています。
Vodafoneから〓SoftBankになって、軌道に乗ってからDoCoMoやauとの比較を始めました。
孫社長がT-Mobileとの比較を始めるまで、Sprint復活は信用しないほうが良いでしょう。
Sprint格下げ
Sprintは、第3四半期決算を受けて、発行体格付を下げられています。
当然にSprint株価も下落しています。
この状況で、Sprintの良いところだけを強調して、さもSprint復活かのようなプレゼンをするのは、さすがに孫社長やりすぎです。
投資方針
2000株保有を継続します。
既に確認済みですが、ソフトバンクはノンリコース・ファイナンスでスプリントを取得しており、退路は確保されています。
スプリント巻き返しが成功すれば儲けもの、失敗しても致命傷にはなりません。
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ソフトバンクグループ(9984) -
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