シャープ ０円

[まはいさん]

2/4第３四半期決算短信←IRリンク
赤字ですが、それほど悪くありません。
資産回転率が落ちて債務が重いのがネックなので、市況改善か資産リストラで黒字転換は難しくないでしょう。
世間が騒ぐほど、経営陣は追い込まれていないはずです。

１株当たり株主資本 ０円
A種優先株式と、更にリスクの無いB種優先株式の２段構えで、普通株式の１株当たり株主資本は０円、正確にはマイナスです。
また、種類株主は株価100円までの下落リスクを負わないという転換特約付きです。
シャープが復活しても、優先株が100円で普通株に大量に転換されるので、100円以上で買付けたら希薄化で報われません。
シャープ復活でも普通株式に恩恵が及ぶには１０年超を覚悟でしょう。

サンリオ普通株 マイナスから復活
似たように優先株式に全部持って行かれた普通株式で大儲けしたのがサンリオです。
超キティラーがヨーロッパを中心にウケて、マイナスからの大復活でした。

この投資経験からシャープを狙っています。
ここで、サンリオの状況と比べると、シャープはまだまだ追い込まれていないです。
普通株式の99%減資を飲まされたサンリオに比べると、シャープはまだまだ生温いです。
それに、サンリオは株主へのお詫びと説明を繰り返していましたが、シャープは一般株主など眼中に無い感じです。
総合的に、サンリオの倒産寸前の空気をシャープからは感じられません。

投資方針
シャープ復活でも普通株式に恩恵が及ぶには１０年超と予想します。
サンリオの超キティラー、ソニーの Play Station 4 のようなヒットでも無ければ、シャープに投資するなら遅いほど投資効率が良いと考えます。
私が買付するまで、シャープには頑張って欲しいです。