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平成27年度「負け銘柄」反省

「勝つと思うな思えば負けよ」
太宰府の相場師と名を馳せた某氏から年賀状をいただいたので、今年も旧年の負け銘柄の反省から始めます。
一、負けて去る投資家は勝つことしか考えていない
一、その裏を行けば時機を待つだけ
一、負けぬ術は勝つ術より見付けやすい

師匠の請売りはほどほどにして、旧年中の負け銘柄を抽出します。
ほとんどの銘柄は勝って終わるので、負け銘柄は貴重な戒めです。

負け銘柄2015.12.30 ↓ クリックで拡大

*印の銘柄は残高が有り、大納会終値で売却したと仮定して税効果計算しています。
平成27年度は、負け銘柄を3銘柄増やしてしまいました。損失を回復して負け銘柄から外れた銘柄はありませんでした。
印の銘柄が新規の負け銘柄ですが、オリックスは勝ち銘柄からの転落です。
負け銘柄全体としては84,470円損失を回復しました。

イオン 55,096円 回復
値騰がりで累積損失が圧縮されましたが、なぜイオンの株価が騰がるのか良く解りません。
理由が分かればリベンジするのですが、解らないので持株を放置です。

日本電気 35,133円 回復
2往復の取引で値鞘を取りました。
主たる事業で東芝と競合しますが、東芝がその競合事業を売却に動いているのでむしろ競合が厳しくなると予想します。
少しずつ損失を取り返して来ましたが、しばらくは様子見です。

その他15銘柄 合計5,759円 損失上塗り
イオン日本電気を除けば、全体として偶然の振幅の範囲と認識しています。
しかし、その中でも痛いのは野村證券、どうにも相性が悪い銘柄です。
岡三ワールド・リート・セレクション(欧州)は粘り負けでした。

吉野家 損失 9,651円
負け銘柄に唯一載っている料飲銘柄です。
株主優待と手頃な単元株価に誘われて、株式投資を始めたころは料飲銘柄を好んでいました。
しかし、リーマン・ショック後に料飲銘柄が大量の負け銘柄になってしまいました。
幸い、アベノミクスのお陰で吉野家を残して全ての料飲銘柄の損失を取り返しました。
料飲銘柄は景気や風評に極めて脆弱です。
苦い経験を忘れないように、吉野家はリベンジせずに負け銘柄に残しておきます。

武富士 倒産による確定損失 321,528円
負け銘柄の第6位、倒産したのでリベンジのしようもありません。
書斎に武富士ティッシュを忘れ形見に飾っています。
太宰府の相場師に習って、倒産風が吹いている銘柄を大底でまとめ買いするのが私の主たる投資です。
ただ、武富士は本当に倒産してしまいました。
アコムを選んでいれば結果は天地の差でした。
倒産風が吹いた銘柄では、ソフトバンクエイベックスが大当たりでした。
その一方で、ソニーは倒産風に耐えきれず大損しました。
大底で買うには忍耐力が肝要ですが、その源は資金的余裕なので、来るべき日のために今は投資資金回収に努めています。
そして、次に倒産風が吹きそうな某総合電機2社を注視しています。
4件のコメントがあります
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    dendenmusiさん
    2016/1/3 13:00

    あけましておめでとうございます


    去年は中小株で随分大きな損失を被りました

    負けからつかんだものを今年に生かせればいいのだけれど

    無駄な参戦は避け

    今年は基本に戻って参戦したいと思います


    今年もよろしくお願いします

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    まはいさん
    2016/1/3 21:59

    dendenmusi さん 明けましておめでとうございます。


    究極の負けない術は、手を出さないことです。


    今年もよろしくお願いいたします。

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    minoQさん
    2016/1/5 01:40
    あけましておめでとうございます。
    負け銘柄反省とはいいですね。

    負けってわけではないですが、私の反省銘柄は東芝と三菱重工です。
    私の中では、経営改善を強く求めていかねばならない2社です。

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    まはいさん
    2016/1/6 00:18

    minoQ さん コメントありがとうございます。


    人間は、痛みから学び、喜びから慢心します。

    失敗こそ財産です。


    そう思わないと平常心を保てないくらい、総額476万円も負けています。

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