米11月ADP全国雇用者数が+21.7万人となり、事前予想の+19.0万人を大きく上回ったことで
明日の雇用統計を待たずに、12月利上はほぼ決定的になった様です。
これを受けドルが買われ、ドル/円相場は一時123.66円まで上昇しましたが
現在は123.2円付近で落ち着いています。
ところで、NY市場は引けに掛け下落幅が拡大しましたが
主な要因として、原油価格が1バレル40ドルを割ったことや、カリフォルニアの銃撃事件
さらには12月利上げが濃厚になったことなどが挙げられています。
但し三つ目の理由が正しければ、市場は12月利上げを充分織り込んでいないということであり
今月のFOMCに向け、株価はまだ波乱含みと考えた方が良いのではないでしょうか。
<東京市場の主なニュース>
◇6178 日本郵政、7000億円超規模の自社株買い
自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)にて
2日終値の1907円で3億8330万6000株の自社株買いを発表
(関連記事)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151203/k10010327601000.html
◇9983 ファーストリテ
11月の国内ユニクロ事業で、既存店売上高が前年同月比8.9%減少
<今日の見どころ>
円安進行で外需関連株が買われるか?
新興市場にやや過熱感がないか?
G.Sが今日も日経平均先物12限を買い戻すか?
(何れも個人的な妄想です)