武田薬品工業は、血液がんの新薬「イキサゾミブ」の販売許可を米食品医薬品局(FDA)から取得したそうです。
想定していた審査完了日より4カ月はやいスピード承認となったそうです。
武田薬品工業は同じ血液がんの主力薬「ベルケイド」を持っていますが、2017年末までに特許が切れ、早期承認を受け、イキサゾミブを売上高1千億円超の次の主力薬とするようです。
イキサゾミブは再発を繰り返す多発性骨髄腫の治療薬で、2008年に買収した米ミレニアム・ファーマシューティカルズが開発したそうです。
現在の主力薬のベルケイドは通院が必要な注射薬なのに対し、イキサゾミブは週1回服用するカプセル薬で「より使いやすくなる」(武田薬品工業)とのことです。
武田薬品工業は今年7月にイキサゾミブの販売許可を申請し、米FDAから優先審査指定を受けていましたが、欧州でも8月に申請済みで、迅速審査指定の対象になっているそうです。
買収効果がでそうですね。
ヨーロッパでも早く承認されるといいですね。
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