ヒロろんさんのブログ

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概況


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【1】NY市況         
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□ダウ工業株      
17141.75(+217.00)△1.28%

□ナスダック       
4870.10(+ 87.25)△1.82%

□S&P500      
2023.86(+ 29.62)△1.49%

□ダウ輸送株       
8208.57(+116.62)△1.44%

□半導体株(SOX)    
651.89(+  6.19)△0.96%


□NY原油先物(11月限)  
46.38(- 0.26)

□NY 金先物(12月限)
1187.50(+ 7.70)

□バルチック海運指数    
766   (-21)

□為替      
(対ドル)118.90(前日比0.53円安)
        
(対ユーロ)135.28(前日比0.10円高)

□CME日経225先物 
18215(+115)※大阪先物比



 15日のNY株式市場は、年内の利上げはないとの見方を背景に上げ幅が拡大し、大幅に反発しました。

 朝方発表された週間の新規失業保険申請件数が前週比7千件減の25万5千件と、42年ぶりの低水準を記録し、労働市場の堅調さを示唆。欧州株の上昇も追い風となりNY株は堅調なスタートとなりました。

 米労働省が発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前月比で0.2%の低下。フィラデルフィア連銀やニューヨーク連銀が発表した10月の製造業景気指数はいずれも市場予想に届かず。前日の地区連銀経済報告(ベージュブック)で米連邦準備理事会(FRB)が製造業の景気判断を引き下げたことや、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が景気鈍化の兆候を認めたことで年内利上げはないとの見方が強まり、売り方の買い戻しも巻き込み指数は上げ幅を拡大しました。

 ダウは3日ぶりに上昇し、8月19日以来ほぼ2カ月ぶりの高値水準を回復。ナスダックんも3日ぶり反発で、9月17日以来ほぼ1カ月ぶりの高値水準で取引終了です。

 S&P業種別指数は全10業種が上昇。中でも金融とへルスケア(医薬等)の上昇が目立ちました。

 個別銘柄では、市場予想を上回る好決算を発表した金融大手のシティグループが買われ上げ幅を拡大。四半期決算が減益だったゴールドマン・サックスは下落して始まりましたが上昇に転じ、JPモルガンなども上げ幅を拡大しています。明るい見通しを示したスポーツ用品大手ナイキが上昇。ファイザーやギリアド・サイエンシズなどの上昇が目立ち、アマゾンやアップルなども上げています。

 一方、動画配信のネットフリックスは、加入者数の伸びが市場予想に届かなかったことを嫌気した売りで大幅安。業績見通しの下方修正が嫌気され前日急落したウォルマートは引き続き軟調な展開。決算を発表した医療保険のユナイテッドへルスも下落。HDDメーカーのシーゲート・テクノロジーが大きく値を下げ、同業のウェスタン・デジタルも下落しました。

 ダウ構成銘柄では、JPモルガン、ファイザー、ゴールドマン・サックス、ジョンソン&ジョンソンなど27銘柄が上昇。一方、ユナイテッドへルス、ウォルマート、インテルの3銘柄が軟調でした。

 NY原油先物(WTI)は4日続落。この日発表された週間在庫統計で原油在庫が予想以上に増加したことが原油相場を圧迫しました。NY金先物は5日続伸。緩和的な金融政策が当面続くとの見方を追い風に資金流入が続いており、終値は6月22日(1184.10ドル)以来、約4カ月ぶりの水準を回復、年初来でもプラスに転じました。



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【2】本日の注目点と話題        
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◆昨日の日経平均株価は3日ぶりに上昇。前日比205円高の1万8096円と節目の1万8000円台を回復して取引を終了しました。

 昨日は上海総合指数も反発し、約1カ月半ぶりに心理的節目の3300台を回復しています。

 NY株は大幅反発。CME日経225先物は1万8215円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万8096円と比べ120円ほど高い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 1万8468円 9月17日高値

 1万8223円 窓上限(10月13日安値)

 1万8215円 CME日経先物

 1万8160円 5日線

☆1万8096円 昨日終値

 1万8000円 心理的節目

 1万7988円 一目転換線

 1万7978円 25日線



◎本日の経済指標
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 08:50 対内証券売買契約

 15:00 投資部門別株式売買動向


《投資部門別株式売買動向》先週発表された9月第5週(9月28日~10月2日)の集計では海外勢は8週連続の売り越しとなっており、本日発表の10月第1週(10月5日~9日)の集計で海外勢の動向に変化があるか注目されます。


 海外では、8月のユーロ圏貿易収支、9月の欧州新車販売台数、9月の米鉱工業生産・設備稼働率、10月の米消費者態度指数速報値などの発表が予定されています。



◎市場変更
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 ハローズ  (2742)
 ジャスダック → 東証1部

 Aクリエイト(8798)
 ジャスダック → 東証2部



◎主な決算発表
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 15:00 サダマツ(2736)

 15:30 ブロンコビリー(3091)


 NY市場では、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ハネウェルなどが決算を発表します。



◆その他のトピックは、エイベックスがJASRAC離脱・音楽著作権の独占に風穴、TPP関税・工業品87%即時撤廃・ビデオカメラや電池、すべての野菜で関税撤廃・TPP、オバマ大統領が米軍のアフガン撤退を撤回、日米欧で長期金利が低下・米の年内利上げ観測の後退で、独当局がVWにリコール義務付け、香港市場で大型IPO再開、台湾TSMCの7~9月期は14四半期ぶり減益、9月の輸出船契約が前年比3.4倍・窒素酸化物の排出規制強化対応で。

 傾いたマンション・住民に全棟建て替え提案・旭化成は杭打ち全国調査へ、エーザイと味の素が消化器医薬事業を統合、青島ビールとの合弁解消・サントリー、任天堂がポケモンなどと米ゲーム会社に出資、ホンダ・自動運転でGMと共同開発の拡大検討、ニッセン・希望退職に147人、マクドナルドが実質値上げ、サーベラスが保有する西武HD株の一部を売却。

 九電の今期は5期ぶり最終黒字、シャープ・今期の営業益が半減、ユニチャームの1~9月期営業益は横ばい、日本触媒の4~9月期営業益56%増、宇部興の今期純利益は43%増、コーセーの4~9月期営業益2倍に、ウエルシアの今期純利益見通しを上方修正、熊谷組の4~6月期・利益率改善で営業益11%増、アデランスの3~8月期は純利益75%減、マツキヨ・子会社で不正な会計、理研ビタの4~9月期営業益25%増、くら今期の年間配当を20円に増額、オプティムは22日付で1部に、ファーストコーポが11月30日現在の1株を4株、アデランス、サンヨーハウジング名古屋が自社株取得枠設定など。



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 >
一方に偏傾して動く 足取りにつけ

 <相場高低判断>
前場保合えば後場高し
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