はるるっぴさんのブログ
素人のマーケットメモ㉙
先日、みんかぶで買い予想がたくさん入っている大手企業の方とお話しをしたとき、わたしの好きな金(ゴールド)の話になった。話をした方は、金には興味ないと言っていたが、その会社の産業医先生が金の話をするらしい。
紙でできたお金は危ないから、お金に余裕あれば、金を買いなさいと産業医先生が金を
すすめていると聞いた。お医者さんが金の購入をすすめるのも面白いと思った。
素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)
○外国人の売り
今回の世界同時株安は、外国人投資家の売りだった。
『日本株は、8月の外国人投資家売り越し額が2.5兆円に達した。統計を見ると、外人の売りに日本勢がオールジャパンで買い向かった構図が鮮明だ。日本の個人投資家と年金マネー、両者とも買いを入れ、日経平均を何とか18000円台に引き戻した格好だ。』
(豊島逸夫の手帖 9月4日より)
リーマン・ショック時にあったような大きなエネルギーで日本株は売られた。リーマン・ショック後の相次ぐ日米欧の金融緩和政策で、有り余ったお金がマーケットに大量に入っている。遠くない将来、同じようなことが起きても不思議ではない。
○日本の小売株
日本の景気動向を見るうえで参考になる小売株の代表選手、セブン&アイ・ホールディングス、ファーストリテイリング(10月8日決算発表済)ともに市場予想を下回る内容だった。
勝ち組の代表選手でもあるこの2社でさえ決算がよくないので、日本株は日銀の金融緩和と政府の大胆な政策頼みになっている。足元の景気は、小売株の決算を見ても良いとは言えない。
○日銀の金融緩和
10月末は、世界中の投資家が注目するイベントが続く。
10月28日(水) 米FOMC
10月30日(金) 日銀金融政策決定会合
株式投資で今まで大損しているご年配の投資家と話をした。
「日本郵政グループが上場するので、その前に株を上げたいから、金融緩和するよ~」と
言っていた。実績のない人がそのように言うので、そうならないような気がした。
個人的な予想は
雇用統計前は金融緩和ありの確率 60%
雇用統計後は、50%
現在は、40%
わたしの予想も当たらないことが多いので、金融緩和があるかもしれない。
40%に下げた理由のひとつに日経新聞の記事がある。
10月8日(木)朝刊
マーケット欄
『日銀ウォッチャーは6割が10月末緩和を予想』
10月末には追加緩和なしと予想している専門家の中に、この日記でも何度かその発言を
引用させていただいたBNPパリバ証券経済調査本部長の河野龍太郎氏の名前があった。河野氏は個人投資家の間でも人気がある。
もっとも、河野氏は、日銀金融緩和に最初から反対しているので参考にならないかもしれない。
参考記事:日銀の金融緩和は間違い、手仕舞いすべき(東洋経済)
金融緩和には時間稼ぎの効果しかないので、ここで日銀が追加金融緩和をしてしまうと、その効果がなくなる前には、株価が急落する恐れがある。日銀もできれば伝家の宝刀は抜きたくないだろう。
もっとも、日銀が追加金融緩和をしなくても株価は下がる可能性が高い。
10月28日に米FOMCで利上げすれば、日銀が追加金融緩和に踏み切る可能性は高くなる。
もちろんどうなるかわかりません。
足元の日本株の上昇は、ヘッジファンドの短期筋が買っている。
日銀の金融緩和期待で買っていると思う。
将来、日銀が追加金融緩和をして、さらに円安になり、
その後原油価格が高騰したらどうなるのか?
想像できることは起きる。なぜならば想像できないことも起きるから
これまでも、円安のために原油安の恩恵を受けることもできず残念な思いもする。
・・・
結果がどちらになっても対応できるようなポジションにしておきたい。
みんかぶ予想は
買い予想 3銘柄
そのまま継続