ヒロろんさんのブログ

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概況


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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      
17966.07(-178.00)▼0.98%

□ナスダック       
5122.41(- 37.68)▼0.73%

□S&P500      
2108.58(- 15.62)▼0.74%

□ダウ輸送株       
8310.01(-157.87)▼1.86%

□半導体株(SOX)    
716.49(-  7.39)▼1.02%

□NY原油先物(8月限)   
61.01(- 0.74)

□NY 金先物(8月限) 
1172.90(- 3.70)

□バルチック海運指数    
829   (+ 39)

□為替      
(対ドル)123.89(前日比0.03円高)
        
(対ユーロ)138.79(前日比0.28円高)

□CME日経225先物 
20735(- 85)※大阪先物比



 24日のNY株式市場は反落。ギリシャ協議の難航で利益確定の売りが優勢となりました。

 ギリシャへの金融支援再開に向けた協議は近いうちに合意に達するとの期待が高まっていましたが、24日に開催されたユーロ圏19カ国の財務相会合で合意に至らなかったことからこの問題に対する先行き不透明感が強まりました。

 朝方発表された1~3月期の米実質国内総生産(GDP)確定値は年率換算0.2%減で、市場の予想どおりの上方改定だったため相場への影響は限定的。

 前日までの相場でナスダック指数が最高値を更新し、ダウやS&P500種指数も高値圏にあることから目先の利益を確定する売りが優勢となり主要指数は反落しました。

 S&P業種別指数は全10業種が下落。素材(化学、種子・農薬等)、へルスケア(医薬品、医療保険等)、資本財(重工業等)、金融などの下げが顕著です。

 個別銘柄では、増収増益決算を発表した住宅建設のレナーが上昇し、同業のDRホートンやパルトグループも堅調に推移。交流サイト(SNS)最大手のフェイスブックが買われ上場来高値を連日更新。アップルも上昇。カーシェアリングの実証実験を発表したフォードも上昇しました。

 一方、アナリストが投資判断を引き下げたと伝わったゼネラル・モーターズ(GM)が下落。冴えない決算を発表した種子大手のモンサントが売られ、競業のデュポンも下落。最高経営責任者の交代を発表した航空機のボーイングが軟調。CSXやユニオン・パシフィックなどの鉄道株の下落も目立ちました。

 ダウ構成銘柄では、アップルを除く29銘柄が下落。デュポン、ユナイテッドへルス、ゴールドマン・サックス、スリーエム、メルクなどが下落率上位となっています。

 NY原油先物(WTI)は反落。この日発表された在庫統計で、ガソリンの在庫が増加したことや原油生産量が高水準だったことで需給の緩みを意識した売りが出ました。NY金先物は4日続落です。

 尚、バルチック海運指数(BDI)は上げ幅を拡大し、昨年12月16日以来の高水準となっています。





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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は58円高の2万0868円。2000年4月12日につけたITバブル時の高値(2万0833円)を抜き、終値としては1996年12月5日以来、およそ18年半ぶりの高値で取引を終了しました。

 NY株は利益確定の売りで反落。CME日経225先物は2万0735円で昨日の東京市場の日経平均終値2万0868円と比べ130円ほど安い水準となっています。

 なお、下記※印の2万2666円は、1989年を頂点とするバブル崩壊後、1992年から現在に至るまでの終値ベースの戻り高値です。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万2666円 1996年6月26日終値※
 2万1000円 心理的節目
☆2万0868円 昨日終値
 2万0809円 窓下限(6月23日高値)
 2万0735円 CME日経先物
 2万0500円 心理的節目
 2万0473円 6月SQ値



◆本日は6月決算銘柄の権利付き最終売買日です。

 経済指標では8:50に週間の対内証券売買契約、14:00に5月の外食売上高、15:00に週間の部門別売買動向が発表されます。

 海外では週間の米新規失業保険申請件数、5月の米個人所得・消費支出の発表が予定されています。

 尚、ギリシャの金融支援を巡っては、本日改めてユーロ圏財務相会合が開かれ協議を継続、本日から2日間の日程で開催される欧州連合(EU)首脳会議で最終合意を目指しています。



◎新規上場
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 ファンデリー(東マ・3137)
 公開価格  765円

 冨士ダイス (東2・6167)
 公開価格  530円

 メニコン  (東1・7780)
 公開価格1,700円



◎主な決算発表
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 15:00 Jフロント(3086)




 尚、本日は東芝が定時株主総会を開きます。不正会計に関する調査が終了していないため本日の総会では15年3月期決算報告ができず、調査終了しだい改めて臨時総会を開き、決算を報告するという異例の手順になっています。



◆その他のトピックは、中国が融資規制を緩和・施行時期は未定、TPP残る焦点はコメと自動車部品、ギリシャの円建て外債200億円が来月に償還期限、国債は売買翌日に決済・18年春メド実施、温暖化対策で米中が合意、技術者の中途採用が拡大・即戦力取り込み、ちょい飲み対応のファストフード拡大、先物の取引時間を来年半ばに延長・日本取引所グループ。

 大日本住友が血液癌ワクチン開発、DeNAがライブ動画配信事業を分社化、外国人向けポッキーを13空港で販売・グリコ、パーク24傘下のタイムズがコンビニでカーシェア、大手ゼネコン4社の負債圧縮進む・ピークの4割りに、関西の2社が秀英株をそれぞれ5%超保有、新日鉄住金が持ち合い株の一部を売却。

 ポーラの1~6月営業益最高、パルコの3~5月純利益は19%増、瑞光の3~5月純利益15%減、SRAが配当性向50%に、マザーズ上場のファステプとYsテーブルが東証2部に、ウェッズが9月末現在の1株を2株に分割、ガンホーが自社株9400万株を消却、Eストアー、アイネットが自社株取得枠設定。



◎明日の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 26日(金)
 株主総会の集中日
       
 5月の全国消費者物価指数
       
 5月の家計調査、完全失業率、有効求人倍率
       
 6月の米消費者態度指数確報値


◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 変化日

 <相場高低判断> 後場は反動的相場なり


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