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マーケットに対する現状判断

NY市場はよく下げますね。色々と理由は付けられてますが、結局今後数ヶ月のスパンで見ればファンダメンタルズ的に上値余地が少なくなってきたため、おそらく米系の巨大投資銀行たちが主体となって下方向への値幅を取りにきたのだと思っています。GS自身が、年末の目標値は、ダウが14000、S&P500が1600とのレポートを2ヶ月くらい前に出してましたし。
現在、住宅ローン関連の証券やジャンク債の値下がりで痛んでいるヘッジファンドもそれなりあると思われ、株式市場も売り仕掛ければリスク回避の動きがでて崩れやすい状況にあったのだと思います。
米経済は、住宅市場は弱含みですが、個人消費や外需企業の業績は依然として強く、景気後退局面に入る懸念が生じているわけではないでしょう。金融市場が崩壊して実経済に影響を及ぼす恐れもありますが、その可能性は今現在そんなに高いのか?という疑問もあります。
ファンダメンタルズに劇的な変化が生じているわけではなく、需給的な要因で急落していると思うので、長くても1,2ヶ月の調整で再度上がっていくと考えています。金余りの現状を鑑みるに、そう簡単には金融市場は崩落しないでしょう。

日本市場は、突っ込んでも日経平均はPER18の16800円程度。おそらくは心理的な節目である17000円で反発すると考えています。中長期で見れば、月曜からは絶好の買い場だと思います。
とりあえずは月曜の動きで、下値の堅さがどれくらいかわかるでしょうね。


※以上は、現時点での個人的な見解です。この見解が正しい保障は全く無く、また今後状況の変化に応じて変わっていく可能性もあります。見方が変わった場合は、また何か書きます。
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2件のコメントがあります
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    NGTNさん
    2007/7/29 23:37
    マスコミの報道姿勢も、野党の対抗策も、失言をつついての揚げ足取りや感情論的なものばかりで、肝心の政策からは焦点が外れてましたね。日本全国、ワイドショー化といった感じでしょうか。
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    ganさん
    2007/7/29 22:48
    > ファンダメンタルズに劇的な変化が生じているわけではなく、
    > 需給的な要因で急落していると思うので、長くても1,2ヶ月の
    > 調整で再度上がっていくと考えています。金余りの現状を
    > 鑑みるに、そう簡単には金融市場は崩落しないでしょう。

    仰るとおりですね。私も同様な考えです。急激な上げでしたから、当面は、上下するでしょうね。

    にしても、自民の大敗。。
    TV局の「何故か?」自民を追い込む煽り方や、「自民悪」の雰囲気では、思いつきで票を入れる多くの国民は、「民主」を入れてしまうですね。

    そもそも、争点が「年金」な時点で、U゚Д゚U ハァ? な感じでしたが、民主に入れる理由もないのに。。。

    かなり、日本・・・という国にがっくりですわ。

    政治の混迷が、今後の経済や為替にどう影響してくるか、、、困ったもんです。